2006年1月 1日

shoyo01.gif 今回は、私だけが精進のお雑煮です。 といっても、精進料理のお雑煮が全てこの作り方な訳ではありません。 自分の頭で食材の組み合わせを考えるのも、料理を作る楽しみのひとつですから、色々試してみてください。

shoyo-zouni02.jpg


【 レシピ 】 < 2人分 >
・丸餅…2個
・大根…1/5本
・人参…1/2本
・小松菜…2株
・舞茸…1/2パック
・薄口醤油…大さじ2
・だし汁(乾燥昆布1枚、干し椎茸2個) …500ml
・サラダ油…適量
・塩…少々
・柚子…少々

続きを読む "精 進 雑 煮"
2006年5月26日

shoyo01.gif 春になると筍が食べたくなります。 堀りたてのエグ味の少ない筍は、ほとんど下処理なしに食べることも出来ます。 まさに今が旬の筍本来の味を堪能するには、やはり薄めの味付けで頂きたいものです。
  と言うわけで、今回はお吸い物と合わせて作ります。

osuimono.jpg

【レシピ】 <2人分>
・筍の先の部分 (水煮のものでも可)…4切れ
・生なめこ…50g
・生わかめ (カットわかめでも可)…50g

昆布だし…400ml
・酒 (日本酒 or 料理酒)…大さじ2
・薄口醤油…大さじ1
・塩…小さじ1/2


続きを読む "焼き筍のお吸い物"
2006年12月 2日

shoyo01.gif 大きくて肉厚で傘が広がっていない生椎茸を見ると、どうしてもこの食べ方をしたくなります。 実はこの料理、私にとって大変思い出深い料理なのです。 永平寺修行時代、大庫院に配属されていた頃のある日、宮崎奕保禅師(永平寺の現住職<2008年01月05日 御遷化されました>)の食事を作る役にあたりました。 100歳を超えるご高齢にも関わらず、講演などで全国を飛び回られ、それ故に永平寺に居ることの少ない禅師様に自作の料理を食べて頂くチャンスは滅多に回って来ません。 そこで、素材自体の味を損なわず、ご高齢であることを考慮して柔らかいものを、と考えて作り出したのがこの料理です。
 簡単に作ることが出来ますので、皆さんも是非味わってみてください。

shiitake-shinpuru01.jpg

【 レシピ 】 <2人分>
・生椎茸(日本産で肉厚なもの)…2個
・大根…少々
・大葉…1枚

・塩…少々
・酒…少々

<合わせ調味料>
・薄口醤油…小さじ1
・みりん…小さじ1


続きを読む "生椎茸のシンプル焼き"
2007年6月20日

shoyo01.gif  明治時代に入って食用にされるようになったアスパラガス。 当然、道元禅師の生きていた鎌倉時代には食べられてはいませんでした。 時代を経て、道元禅師が口にしていない食べ物を、道元禅師の考え方に沿っていただく。 私としては、なんだか感慨深いものがあります。
さて、アスパラですがまだまだ美味しい季節です。 今回は、アスパラそのものの食感と甘みを味わってほしいと思い、このレシピをご紹介します。 ちなみに美味しいアスパラを見分けるポイントは、根元を触るとやわらかい、穂先が曲がっていない、穂先が開いていない、の3点ですので、目安にしてください。


asuparashiraae.jpg

【 レシピ 】 <2人分>
・アスパラガス・・・2本
・もめん豆腐・・・1/3丁
・糸こんにゃく(白)・・・1/3袋
・しめじ・・・1/3パック
・白胡麻・・・小さじ1/2

・薄口醤油・・・小さじ1
・みりん・・・小さじ1
・塩・・・小さじ1

続きを読む "アスパラガスの白和え"
生活そのものが修行であるとする曹洞宗の大本山永平寺では、修行僧が料理を作ります。料理を作ることも、食べることも、坐禅をすることと同様に仏道修行そのものなのです。 その永平寺で本場の精進料理と出会った吉村昇洋が、分かりやすく且ついい感じに、精進料理とその背景を紹介していきます。 見やすく分かりやすいレシピ付き!
吉村昇洋
広島の曹洞宗寺院副住職。 1977年生まれ。駒沢大学大学院仏教学専攻修士課程修了後、学問の世界から飛び出して実践の場を求め、曹洞宗大本山永平寺にて2年2ヶ月間の修行生活を送り、現在に至る。