2008年5月 1日

shoyo01.gif  皆様、ご無沙汰しております。 ここ数ヶ月の間「禅僧の台所」を更新できず、ご心配をおかけいたしました。 これからは、気を取り直しまして、毎月1日と15日を目安に更新していく予定です。

 さて、久々の更新で皆様にご紹介しますのは、「タケノコご飯」です。タケノコは種類にもよりますが、3月下旬ぐらいから出回り始め、6月頃まで食べられる、まさに旬を感じさせてくれる食材です。 それでは、タケノコ料理の定番「タケノコご飯」をシンプルかつ美味しくいただきましょう。


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【 レシピ 】 <4人分>
・タケノコ・・・1/3本(根元の硬めの部分)
・薄揚げ・・・1枚
・きぬさや・・・4枚
・米・・・3合(450g)

<合わせだし汁>
・昆布だし・・・460g
・薄口醤油・・・大さじ1
・酒・・・大さじ1
・塩・・・小さじ1

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2008年11月15日

shoyo01.gif 今回ご紹介するのは、永平寺で出会って、びっくりした料理です。
 永平寺では、坐禅・睡眠・食事を僧堂で行いますが、その食事 ( 僧堂飯台 ・・・ そうどうはんだい ) の際、厳密に定められた作法が存在します。

 一通り食べ終わった時、自分が使用した器に 香湯 ( こうとう ・・・ よく煎った日本茶を煮出したお茶 ) と 浄水( じょうすい ・・・ 熱湯 ) を入れ 【 註 】、こびり付きをふやかします。 その後、刷 ( せつ ・・・ 木綿を先につけた平べったい棒 ) でこそぎ落として綺麗にしていくという流れがあります。

 しかし、この僧堂で食べるには不向きな食材もあります。 そのひとつが、「納豆」 です。 やはり特有の粘りは、香湯や浄水を使用しても器に残るでしょうし、刷がネバネバになってしまって大変なことになるので、そのままの形では絶対に出ることはありません。

 と言いつつも、僧堂飯台で納豆が並ぶことがあるのです。 永平寺で食べたこの一品は、ネバネバが苦手な方にも、あっさり食べることができる納豆料理になっていますので、オススメです。

 【 註 】 朝(小食)は浄水のみ。昼(中食)・夜(薬石)は、香湯と浄水。

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【 レシピ 】 <1人分>
・市販の納豆・・・1パック
・大根おろし・・・50g

<八方だし>
・昆布だし・・・大さじ1
・酒・・・小さじ1
・みりん・・・小さじ1
・薄口醤油・・・小さじ1/2

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生活そのものが修行であるとする曹洞宗の大本山永平寺では、修行僧が料理を作ります。 料理を作ることも、食べることも、坐禅や掃除と同様に仏道修行そのものなのです。 その永平寺で本場の精進料理と出会った吉村昇洋が、分かりやすく且ついい感じに、精進料理とその背景を紹介していきます。 見やすく分かりやすいレシピ付き!
吉村昇洋
広島県内の曹洞宗寺院副住職。 1977年生まれ。駒沢大学大学院仏教学専攻修士課程修了後、学問の世界から飛び出して実践の場を求め、曹洞宗大本山永平寺にて2年2ヶ月間の修行生活を送り、現在に至る。