2006年1月 1日

shoyo01.gif 今回は、私だけが精進のお雑煮です。 といっても、精進料理のお雑煮が全てこの作り方な訳ではありません。 自分の頭で食材の組み合わせを考えるのも、料理を作る楽しみのひとつですから、色々試してみてください。

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【 レシピ 】 < 2人分 >
・丸餅...2個
・大根...1/5本
・人参...1/2本
・小松菜...2株
・舞茸...1/2パック
・薄口醤油...大さじ2
・だし汁(乾燥昆布1枚、干し椎茸2個) ...500ml
・サラダ油...適量
・塩...少々
・柚子...少々

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2006年1月14日

shoyo01.gif 今回作る飛竜頭(ひりゅうず)は 「 ガンモ 」 とも 「 ひろうす 」 とも呼ばれます。 普段食べたいなと思った時は、出来合いのものを買ってくることが多いと思いますが、自分で一から作ってみると、食べる人も手作りの暖かさを感じることでしょう。 さほど難しくないので、是非一度やってみてください。


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【レシピ】 <2人分>

○基本タネ
・もめん豆腐...300g (1丁)
・山芋...30g

・胡麻油...小さじ1
・薄口醤油...大さじ1
・片栗粉...適量

甘辛だし...「 精進だし...150ml、 濃口醤油...大さじ2、 みりん...大さじ3、 塩...少々 」
・きくらげ...2枚
・人参...中1/3本


○飛竜頭の具
<梅味>
・大葉...2枚
・梅干し...中2個

<味噌味>
・白味噌...20g
・白胡麻...大さじ1


○みぞれあんかけ
八方だし...「 精進だし...100ml、 薄口醤油...大さじ1・2/3、 煮きりみりん...大さじ1、塩...少々 」
・大根...1/5本
・柚子皮のすり下ろし...少々


精進だし ...「 水...1 ℓ 、乾燥椎茸...2枚、だし昆布...20cm1枚 」

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2006年1月25日

shoyo01.gif まさに今が旬の大根。 永平寺では冬の間に大根の沢庵を漬け込みます。 1年で 1万2千本もの大根を漬けます。 そうして出来た沢庵は毎日 30本程度ずつ消費されます。
 他の修行僧よりも 2時間も早く起きて 30本もの沢庵を1時間で切るのです。 しかも、向こう側が透ける程度の薄さで切るのです。 あぁ、色々思い出してきたぁ…。
  と、私にとっても思い出深い食材の大根ですが、今回は揚げちゃいます!!


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【レシピ】 <2人分>
・大根…3cm

・梅肉…中2個
・わさび…梅肉と同量
・柚子胡椒…少々


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2006年2月 7日

shoyo01.gif お節の定番 「 紅白ナマス 」 。 人参と大根の紅白具合で、なんだかメデタイ気持ちになるから不思議です。 正月は先月の出来事になってしまいましたが、まだまだ大根も美味しい時期なので、是非さっぱりと仕上げてみてください!!


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【レシピ】 <2人分>
・人参…中1/2
・大根…中1/16

・白胡麻…少々
・ナマス酢…「 昆布だし…60g、 酢…60g、 煮きりみりん…大さじ3、 薄口醤油…大さじ1、塩…少々 」


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2006年12月 2日

shoyo01.gif 大きくて肉厚で傘が広がっていない生椎茸を見ると、どうしてもこの食べ方をしたくなります。 実はこの料理、私にとって大変思い出深い料理なのです。 永平寺修行時代、大庫院に配属されていた頃のある日、宮崎奕保禅師(永平寺の現住職<2008年01月05日 御遷化されました>)の食事を作る役にあたりました。 100歳を超えるご高齢にも関わらず、講演などで全国を飛び回られ、それ故に永平寺に居ることの少ない禅師様に自作の料理を食べて頂くチャンスは滅多に回って来ません。 そこで、素材自体の味を損なわず、ご高齢であることを考慮して柔らかいものを、と考えて作り出したのがこの料理です。
 簡単に作ることが出来ますので、皆さんも是非味わってみてください。

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【 レシピ 】 <2人分>
・生椎茸(日本産で肉厚なもの)…2個
・大根…少々
・大葉…1枚

・塩…少々
・酒…少々

<合わせ調味料>
・薄口醤油…小さじ1
・みりん…小さじ1


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2008年11月15日

shoyo01.gif 今回ご紹介するのは、永平寺で出会って、びっくりした料理です。
 永平寺では、坐禅・睡眠・食事を僧堂で行いますが、その食事 ( 僧堂飯台 ・・・ そうどうはんだい ) の際、厳密に定められた作法が存在します。

 一通り食べ終わった時、自分が使用した器に 香湯 ( こうとう ・・・ よく煎った日本茶を煮出したお茶 ) と 浄水( じょうすい ・・・ 熱湯 ) を入れ 【 註 】、こびり付きをふやかします。 その後、刷 ( せつ ・・・ 木綿の布を先にくくりつけた平べったい棒 ) でこそぎ落として綺麗にしていくという流れがあります。

 しかし、この僧堂で食べるには不向きな食材もあります。 そのひとつが、「納豆」 です。 やはり特有の粘りは、香湯や浄水を使用しても器に残るでしょうし、刷がネバネバになってしまって大変なことになるので、そのままの形では絶対に出ることはありません。

 と言いつつも、僧堂飯台で納豆が並ぶことがあるのです。 永平寺で食べたこの一品は、ネバネバが苦手な方にも、あっさり食べることができる納豆料理になっていますので、オススメです。

 【 註 】 朝(小食)は浄水のみ。昼(中食)・夜(薬石)は、香湯と浄水。

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【 レシピ 】 <1人分>
・市販の納豆・・・1パック
・大根おろし・・・50g

<八方だし>
・昆布だし・・・大さじ1
・酒・・・小さじ1
・みりん・・・小さじ1
・薄口醤油・・・小さじ1/2

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2009年1月15日

shoyo01.gif お正月も過ぎ、鏡開きも終わった時期になりました。 しかし、焼き餅やお雑煮を食べ過ぎて、“もうお餅は結構!” と思っている方も多いのではないでしょうか。

 確かにこの時期、案外お餅が余っているものです。 そこで、ほんのちょっと手を加えて、素敵な一品に変えてみることをご提案します。

 そこで、今回ご紹介するのは、見た目も美しい、“お餅の白菜巻き” です。

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【 レシピ 】 <2人分>
・餅・・・2欠片
・白菜・・・2枚
・大根・・・4cm

・ごま油・・・小さじ2
・塩・・・少々

八方だし・・・200ml
 ・昆布だし・・・150ml
 ・酒・・・小さじ1
 ・みりん・・・大さじ1・1/2
 ・薄口醤油・・・大さじ1


続きを読む "お餅の白菜巻き"
2009年3月15日

shoyo01.gif もう春だというのに、まだまだ全国的に寒い日々が続いていますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?

 広島も寒い日が続いていたのですが、先日八百屋さんに行くと、春の旬の野菜がたくさん並んでいたので、「 やっぱり春は来ているんだなぁ~ 」 と改めて思いました。

 さて、今回は春の味の代表格とも言える " 菜の花 " を、そのものの味で頂いて欲しいなと思いましたので、この料理をご紹介します!!

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【 レシピ 】 <2人分>
・菜の花の穂先・・・2株分
・大根・・・200g
・厚揚げ・・・1/2丁

<菜の花ドレッシング>
・菜の花(穂先以外)・・・2株分
・胡麻油・・・大さじ1
・玄米黒酢・・・大さじ1・1/3
・みりん・・・小さじ2
・塩・・・ひとつまみ



続きを読む "菜の花と大根のサラダ"
2010年7月 1日

shoyo01.gif 実は私、無類のトマト好きです。 そんな私にとって非常に喜ばしいことなのですが、ここ数年、高級スーパーやデパ地下の生鮮食品売り場などで、様々な種類のトマトを目にするようになりました。 特売日にたまに買いますが、これがまた高いだけあって普通のトマトに比べて甘くて美味しいのです。

 熊本県の名産 " 塩トマト " も、塩分濃度の高い土地で作ったトマトの糖度が高かったという、何とも不思議な現象から生まれ、広まったトマトです。 このような美味しいトマトは、今や各地で作られていて、生産地や生産者によって絶妙に味が異なっているので、新たなトマトに出会うたびにその奥深さに驚いてしまいます。

 今回ご紹介する料理は、そんなとびきり美味しいトマトを用意してお作りください。 味のバランスが抜群ですよ!!

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【 レシピ 】 <2人分>
・ミディトマト(フルーツトマト)・・・4個 (直径4.0~4.5㎝)

<具>
・厚揚げ・・・100g
・切り干し大根・・・1g
・大葉・・・2枚

<トマトドレッシング>
・ミディトマトのくり抜いた中身 ( 果汁 & 果肉 )・・・大さじ2
・切り干し大根の戻し汁・・・小さじ1
・オリーブオイル・・・小さじ1
・塩・・・ひとつまみ
ゆずすこ・・・6滴 ( 柚子胡椒を適量でも可 )

続きを読む "トマトの豆腐詰め"
生活そのものが修行であるとする曹洞宗の大本山永平寺では、修行僧が料理を作ります。 料理を作ることも、食べることも、坐禅や掃除と同様に仏道修行そのものなのです。 その永平寺で本場の精進料理と出会った吉村昇洋が、分かりやすく且ついい感じに、精進料理とその背景を紹介していきます。 見やすく分かりやすいレシピ付き! 更新は毎月1日と15日の2回です。
吉村昇洋
広島県内の曹洞宗寺院副住職。 1977年3月生まれ。駒沢大学大学院仏教学専攻修士課程修了後、学問の世界から飛び出して実践の場を求め、曹洞宗大本山永平寺にて2年2ヶ月間の修行生活を送り、現在に至る。