2006年6月29日

shoyo01.gif 湯葉と言うのは、大豆からしぼった豆乳を煮立てて表面にできる薄い膜のことです。 京都や日光のものが有名で、乾燥のものと生のものがありますが、今回は生の湯葉を使います。 出来合いのものも良いですが、一度は大豆から作ってみたいものですね。

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【レシピ】 <2人分 (1人3個)>
・生湯葉…6枚
・レンコン…中1個
・山芋(大和芋)…40g
・キクラゲ…大3枚
・大豆もやし…20本
・乾燥椎茸…3個
・ほうれん草…2株
・大葉…6枚

・小麦粉…少々
・片栗粉…小さじ1
八方だし…「 精進だし…300ml、 薄口醤油…大さじ4、 煮きりみりん…大さじ2、塩…小さじ2 」

<タネ用調味料>
・薄口醤油…大さじ1
・煮きりみりん…大さじ1
・塩…小さじ2
・胡麻油…小さじ2
・七味…少々


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2008年6月 1日

shoyo01.gif  信田 ( しのだ ) 巻き。 面白い響きです。 語源を知らない人には、なぜこの食べ物が "信田" と呼ばれるのか、想像がつかないでしょう。 答えを言ってしまえば、"信田" とは現在の大阪府和泉市にある地名から来ていて、もともと "信太" と呼ばれていました。 その地に "葛の葉 ( くずのは )" という女狐の有名な伝説がありまして、そこから連想的に 【 信太 → 葛の葉(狐) → 狐の好物が油揚げ 】 となったのです。

 そこからさらに連想すると、狐を使役する神に稲荷大明神がいますが、油揚げの中に酢飯を入れた食べ物を 「 いなり寿司 」 と呼ぶことも、とても興味深いですね。

 さて、そんな信田巻きですが、今回は今がまさに旬の 「新牛蒡 ( しんごぼう ) 」 と 「 アスパラガス 」 を巻き、そこへ葛ペーストを加えて煮るという新発想でお送り致します。


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【 レシピ 】 <2人分>
・新牛蒡(ゴボウ)・・・1/2本
・アスパラガス・・・1本
・薄揚げ・・・1枚
・新生姜・・・適量

<新牛蒡下ごしらえ用>
・ごま油・・・小さじ1
・薄口醤油・・・小さじ1

<葛ペースト>
・吉野本葛・・・10g
・昆布だし・・・120g
・薄口醤油・・・小さじ2
・酒・・・小さじ2

<合わせだし>
・昆布だし・・・300cc
・薄口醤油・・・大さじ1
・酒・・・大さじ1
・塩・・・小さじ1


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2008年6月15日

shoyo01.gif  冬の瓜と書くので、一見冬が旬の食材のように思いますが、冬瓜は実を言うと夏が旬です。 これは冬瓜が保存に適していて、夏に収穫後、冷暗所で実をそのまま置いておいても冬まで保つ、ということから「冬瓜」の字があてられたと言われています。

 ちなみに、私は永平寺に行くまで冬瓜を食べたことがなくて、初めて食べたときには、「何だ、これは?」と思いました。 とてもみずみずしくて、今まで食べたことのない不思議な食感。 今でも鮮明に覚えています。

 さて、そんな冬瓜ですが、今回は相性の良い梅干しと合わせて、さっぱりといただきます。 夏バテにはもってこいですよ!!


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【 レシピ 】 <2人分>
・冬瓜・・・1/8個
・梅干し・・・1個
・新生姜・・・少々

<水溶き片栗粉>・・・合わせて20分以上置いたもの。
・片栗粉・・・大さじ1
・水・・・大さじ1

<合わせだし>
・昆布だし・・・400cc
・薄口醤油・・・大さじ1
・酒・・・大さじ1
・みりん・・・小さじ2
・塩・・・小さじ1


続きを読む "冬瓜のさっぱり煮"
2008年8月 1日

shoyo01.gif  先日、私の料理好きを知ったある友人が、夏野菜を大量に持ってきてくれました。 長茄子、ピーマン、ニガウリ、獅子唐、トマト、オクラと色んな種類があったのですが、今回は茄子とトマトとオクラを選んで料理をしたいと思います。

 今回ご紹介する料理は、「炒め煮」です。 茄子だけでシンプルに炒め煮にすることもありますが、完熟のトマトを加えるだけで別の料理に早変わりです。

 また、炒め煮と言っても、油分をあまり感じないので、さらっと食べることができます。 ダシも水とトマトだけで取るというシンプルさ!!

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【 レシピ 】 <2人分>
・長茄子・・・1/2本 (普通の茄の場合・・・1本)
・トマト・・・1個
・オクラ・・・2本

・板ずり用塩・・・適量

<調味料>
・ごま油・・・大さじ1
・塩・・・小さじ1
・薄口醤油・・・大さじ1
・水・・・適量 (フライパンの大きさによって異なる)


続きを読む "夏野菜の炒め煮"
2008年12月15日

shoyo01.gif この時期、何かと目にする白菜。 鍋の定番でもありますし、熱を加えたときにほんのり甘味を感じるので、お好きな方も多いのではないでしょうか。

 今回ご紹介する 「 白菜の煮びたし 」 は、永平寺の小皿料理の定番で、 シンプル・イズ・ベストと思わせてくれる料理です。 修行僧の中での人気も実は高く、私の友人には冬を心待ちにしている者もいたぐらいです。

 白菜はどこか脇役的な役回りが多いように感じますが、今回はメインで白菜そのものの味わいを堪能していただきたいと思います。

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【 レシピ 】 <2人分>
・白菜・・・1/8玉
・薄揚げ・・・1枚

・柚子の皮・・・少々

<合わせだし汁>
・昆布だし (昆布1枚)・・・500ml
・酒・・・大さじ3
・塩・・・小さじ1
・薄口醤油・・・小さじ2


続きを読む "白菜の煮びたし"
生活そのものが修行であるとする曹洞宗の大本山永平寺では、修行僧が料理を作ります。 料理を作ることも、食べることも、坐禅や掃除と同様に仏道修行そのものなのです。 その永平寺で本場の精進料理と出会った吉村昇洋が、分かりやすく且ついい感じに、精進料理とその背景を紹介していきます。 見やすく分かりやすいレシピ付き! 更新は毎月1日と15日の2回です。
吉村昇洋
広島県内の曹洞宗寺院副住職。 1977年3月生まれ。駒沢大学大学院仏教学専攻修士課程修了後、学問の世界から飛び出して実践の場を求め、曹洞宗大本山永平寺にて2年2ヶ月間の修行生活を送り、現在に至る。