2009年5月 1日

shoyo01.gif 月に2回更新するというのシステムを採るようになって、ちょうど1年が経ちました。 あんまり長続きがしない私ですが、何とかここまで続けることが出来ました。

 これも、更新の度に見てくださっている常連の方々や、何気なく " 精進料理 " について検索して、わざわざ見に来ていただいた方々のお陰です。

 そんな皆様に感謝の意を表して、アスパラガスとタケノコという今一番美味しい食材を使った、美しい料理を紹介します。

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【 レシピ 】 <2人分>
・アスパラガス・・・太め4本

<具>
・もめん豆腐・・・1/4丁
・山芋(とろろ)・・20g
・タケノコ(水煮のものでも可)・・・20g
・アスパラガス・・・1本
・片栗粉・・・小さじ2
・ごま油・・・小さじ1/2
・薄口醤油・・・小さじ1
・みりん・・・小さじ1
・天然塩・・・小さじ1

【 作り方 】 出来上がりTIME 40分
 <下準備>
・下ゆでしてあるタケノコは、5mm角のサイコロ状に切っておく。 → 生のタケノコの処理の仕方
・もめん豆腐は重しをして、水を切っておく。 水が切れたら、すり鉢ですっておく。
・アスパラガスは、太めのものを選び、穂を落とした後、ピーラーで薄切りにしておく。 その後、沸騰した湯で20秒ほどゆでる。1本は < 具 > 用に軽く20秒ほどゆでた後、5mmの輪切りにしておく。

asupara-tutumikata.gif(1) もめん豆腐の入ったすり鉢に、< 具 > の材料を全て入れ、よくかき混ぜる。

(2) 小鉢に薄切りしたアスパラガスを放射状に敷き詰め、その上に2mmの薄さに切った山芋を乗せ、その上に (1) の中身を乗せ、器の外にはみ出たアスパラガスで包み込む。

(3) 蒸し器で、10分ほど蒸し、器に裏返して乗せれば、完成。


作り方のポイント
・ アスパラガスの敷き詰め方は、まず十字に置き、その十字の角度を少しずつ変えて置けば、形が作りやすい。
・ アスパラガスをピーラーで薄切りにするとき、まな板の端に置くと、切りやすくなる。


ひとこと
shoyo01.gif  アスパラガスを縦長の薄切りで使うことは、一般的にはあまり見かけません。 しかし、見た目ほど処理は難しくなく、ゆでるのも薄さが均等なので、火入れの時間も同じで済みますし、見た目も面白い。 いつも見慣れた食材を、いつもと異なる加工をしてみるのも、食の醍醐味の一つでしょう。


生活そのものが修行であるとする曹洞宗の大本山永平寺では、修行僧が料理を作ります。 料理を作ることも、食べることも、坐禅や掃除と同様に仏道修行そのものなのです。 その永平寺で本場の精進料理と出会った吉村昇洋が、分かりやすく且ついい感じに、精進料理とその背景を紹介していきます。 見やすく分かりやすいレシピ付き! 更新は毎月1日と15日の2回です。
吉村昇洋
広島県内の曹洞宗寺院副住職。 1977年3月生まれ。駒沢大学大学院仏教学専攻修士課程修了後、学問の世界から飛び出して実践の場を求め、曹洞宗大本山永平寺にて2年2ヶ月間の修行生活を送り、現在に至る。