2008年8月 1日

shoyo01.gif  先日、私の料理好きを知ったある友人が、夏野菜を大量に持ってきてくれました。 長茄子、ピーマン、ニガウリ、獅子唐、トマト、オクラと色んな種類があったのですが、今回は茄子とトマトとオクラを選んで料理をしたいと思います。

 今回ご紹介する料理は、「炒め煮」です。 茄子だけでシンプルに炒め煮にすることもありますが、完熟のトマトを加えるだけで別の料理に早変わりです。

 また、炒め煮と言っても、油分をあまり感じないので、さらっと食べることができます。 ダシも水とトマトだけで取るというシンプルさ!!

natuyasai-itameni.jpg


【 レシピ 】 <2人分>
・長茄子・・・1/2本 (普通の茄の場合・・・1本)
・トマト・・・1個
・オクラ・・・2本

・板ずり用塩・・・適量

<調味料>
・ごま油・・・大さじ1
・塩・・・小さじ1
・薄口醤油・・・大さじ1
・水・・・適量 (フライパンの大きさによって異なる)


【 作り方 】 出来上がりTIME 15分
 <下準備>
・ 長茄子は、一口サイズの乱切りにしておく。
・ トマトは、1センチ角のサイコロ状に切っておく。
・ オクラは板ずりし、うぶ毛が取れたら塩を洗い落とし、3㎜幅の輪切りにしておく。

natuyasai.jpg(1) 強火で熱したフライパンにごま油を引き、そこに長茄子を投入して塩を振り、軽くきつね色になるまで炒める。

(2) (1)にトマトを加え、火力を中弱火に落とし、軽く混ぜ合わせる。 トマトの水分が軽く飛んだら、具材がひたひたになる程度に水を加え、7分程度煮詰める。

(3) (2)に薄口醤油とオクラを加え、2分ほどさらに煮詰める。 時間が来たら、器に盛って完成。


作り方のポイント
・ 最近の茄子は品種改良のお陰でアクがあまり出ません。 ですので、切った後に水に浸してはいません。
・ 日本のトマトは、皮付きで加熱した方がダシが出やすいので、湯むきはしません。
・ オクラは工程(3)で煮ることになるので、事前に下ゆではしません。
・ 茄子には煮る工程で火を通していくので、炒めるときは強火でサッとする感じで良いです。


ひとこと
shoyo01.gif 最後にオクラを加えることで、煮汁にとろみが出てくるので、食べやすくなります。 温かいまま食べても美味しいですが、冷蔵庫で冷やすと、よりいっそう夏にピッタリの一品になることでしょう。



生活そのものが修行であるとする曹洞宗の大本山永平寺では、修行僧が料理を作ります。 料理を作ることも、食べることも、坐禅や掃除と同様に仏道修行そのものなのです。 その永平寺で本場の精進料理と出会った吉村昇洋が、分かりやすく且ついい感じに、精進料理とその背景を紹介していきます。 見やすく分かりやすいレシピ付き!
吉村昇洋
広島県内の曹洞宗寺院副住職。 1977年生まれ。駒沢大学大学院仏教学専攻修士課程修了後、学問の世界から飛び出して実践の場を求め、曹洞宗大本山永平寺にて2年2ヶ月間の修行生活を送り、現在に至る。