2008年7月15日

shoyo01.gif  オクラって、ピーマンのように先が下に向いてなると思っていたのですが、違うんですね。 まるで、パラソルを閉じて置いてあるような、先が上を向いた状態なのです。 初めて実がなっているのを見たときには、なんとも奇妙な感じでした。

 そんなオクラの旬は6~9月頃で、夏バテで食欲がないときにはもってこいの食材です。 オクラ独特のヌルヌル感が他の食材と合わさり、のど越し良くスルッと通ります。 冷製料理であれば、食べやすさは尚更良いでしょう。

 そこで今回ご紹介するのは、「オクラとキュウリのサラダ」です。 同じ夏野菜であるキュウリと合わせ、さっぱりと頂きます。 是非お試しあれ。


okura-kyuuri-sarada.jpg


【 レシピ 】 <4人分>
・オクラ・・・4本
・キュウリ・・・1本
・ダシを取り終わった昆布・・・1枚(15cm程度)

・板ずり用塩・・・適量

<カリカリ塩昆布用調味料>
・ごま油・・・適量
・塩・・・適量

<梅ドレッシング用調味料>
・梅干し(包丁でたたいた梅肉のみ使用)・・・2個
・ごま油・・・大さじ1
・酢・・・大さじ1
・醤油・・・小さじ1
・みりん・・・小さじ1


【 作り方 】 出来上がりTIME 30分
 <下準備>
・ だしを取り終えた昆布は、表面の水分をキッチンペーパーで拭き取り、細めの千切りにする。
okura.jpg

(1) フライパンにごま油を引いたところに千切りにした昆布を入れ、上から塩をふり、弱火で15分カリカリになるまで火を通して塩昆布を作る。 出来上がったら、クッキングペーパーに取り、余分な油を吸わせる。

(2) (1)が出来るのを待つ間に、オクラを板ずりして産毛を取った後、熱湯に2分間投入し、ザルに揚げて団扇であおぐ。 冷めたら、斜めに包丁を入れ、一口大に切っておく。

(3) キュウリは、板ずりしイボイボを取り、キレイに水洗いしたら斜めに包丁を入れ、一口大に切る。

(4) <梅ドレッシング用調味料>をボウルでよく混ぜ合わせてドレッシングを作り、そこに(2)と(3)を混ぜ合わせ、ラップをして冷蔵庫に10分ほど入れて寝かせる。

(5) 器に(4)を盛り、(1)の塩昆布を上に添えて出来上がり。


作り方のポイント
・ 板ずりとは、まな板の上に並べて多めの塩をふり、オクラやキュウリを手で押さえつけながらゴロゴロ転がして塩をこすりつけることです。 そうすることで、オクラは産毛が取れ、キュウリはイボイボが取れます。 この工程は食感を左右するので、必ず行ってください。


ひとこと
shoyo01.gif 黒くなったオクラは古いものなので、色が鮮やかで硬めのものを選びましょう。 保存するときはいたみが進まないように、タッパーなどの密閉容器に入れて、冷蔵庫に入れてください。

shiokonbu.jpg<カリカリ塩昆布>
 今回は、使用済み昆布の活用で、カリカリ塩昆布を作りました。 簡単に作れるのはもちろんのこと、火にかけている間に他の作業が出来て、時間を有効活用することができます。 このように時間を計算しながら無駄な時間を作らないことが、手際が良くなるためのはじめの一歩です。



生活そのものが修行であるとする曹洞宗の大本山永平寺では、修行僧が料理を作ります。 料理を作ることも、食べることも、坐禅や掃除と同様に仏道修行そのものなのです。 その永平寺で本場の精進料理と出会った吉村昇洋が、分かりやすく且ついい感じに、精進料理とその背景を紹介していきます。 見やすく分かりやすいレシピ付き!
吉村昇洋
広島県内の曹洞宗寺院副住職。 1977年生まれ。駒沢大学大学院仏教学専攻修士課程修了後、学問の世界から飛び出して実践の場を求め、曹洞宗大本山永平寺にて2年2ヶ月間の修行生活を送り、現在に至る。