冬の瓜と書くので、一見冬が旬の食材のように思いますが、冬瓜は実を言うと夏が旬です。 これは冬瓜が保存に適していて、夏に収穫後、冷暗所で実をそのまま置いておいても冬まで保つ、ということから「冬瓜」の字があてられたと言われています。
ちなみに、私は永平寺に行くまで冬瓜を食べたことがなくて、初めて食べたときには、「何だ、これは?」と思いました。 とてもみずみずしくて、今まで食べたことのない不思議な食感。 今でも鮮明に覚えています。
さて、そんな冬瓜ですが、今回は相性の良い梅干しと合わせて、さっぱりといただきます。 夏バテにはもってこいですよ!!

【 レシピ 】 <2人分>
・冬瓜・・・1/8個
・梅干し・・・1個
・新生姜・・・少々
<水溶き片栗粉>・・・合わせて20分以上置いたもの。
・片栗粉・・・大さじ1
・水・・・大さじ1
<合わせだし>
・昆布だし・・・400cc
・薄口醤油・・・大さじ1
・酒・・・大さじ1
・みりん・・・小さじ2
・塩・・・小さじ1
【 作り方 】 出来上がりTIME 60分
<下準備>
・ 昆布だしは、あらかじめ用意しておく。 → 昆布だしの取り方
・ 片栗粉と水を合わせ、水溶き片栗粉の状態にして20分以上置いておく。
・ 冬瓜は、一口大に切っておく。
・ 梅干しは、梅肉と種に分け、梅肉は細かく刻んで叩いておき、種は捨てずに取っておく。
・ 新生姜は良く洗い、皮を剥かずに摺り下ろしておく。
(1) <合わせだし>とダシを取った昆布、刻んだ冬瓜、梅干しの種を鍋に入れ、40分ほど中弱火にかける。 その間、アクが出たら丁寧に取り除く。
(2) 時間が来たら、火を止め、鍋から冬瓜・昆布・梅干しの種をあげ、残ったダシに刻んだ梅肉と新生姜を入れる。
(3) (2)をさっと沸騰させて、水溶き片栗粉を入れ、粘りのコシが弱くなるまで混ぜ続け、あんかけを作る。
(4) (2)の冬瓜を器に盛り、(3)のあんかけを回しかければ完成。
■ 作り方のポイント
・ 冬瓜は柔らかくなるまで煮込んだほうが、食感を楽しめます。
・ 水溶き片栗粉であんかけを作るときの分量は<片栗粉:水=1:1>です。 そして、もう1つのポイントは、粘りのコシが弱くなるまで混ぜ続けることで、大体1分以上はかけてください。
・ 梅干しの種からは美味しいダシが取れますので、捨てずに利用しましょう。
● ひとこと

今日は、ダシで使った昆布の再利用の1つをご紹介します。
今回は、ちょうどあんかけがありますので、ダシを取った昆布を2センチ角に刻み、残ったあんかけの中に投入し、火にかけます。 少し濃いめの味付けが良いと思いますので、薄口醤油大さじ1を加えます。 新生姜を薄い千切りにして入れても良いでしょう。 それらを、5分ほど煮詰めれば完成です。