白菜と言えば、鍋の具材として不動の地位を築いている野菜ですが、この事実からもお分かりの通り、冬が旬の野菜です。 火を入れると甘味が際立つので、今回は蒸してみました。 しかもトマトソースで頂きます。 今回は大人の皆様に、洋風テイストな精進料理をご紹介致します。 【レシピ】 <2人分> ・白菜…大2枚 ・エリンギ…1/2本 ・人参…1/4本
< タネの材料 > ・木綿豆腐…1/2丁 (150g) の水を抜いたもの ・スイートコーン (缶詰) …大さじ3
・薄口醤油…小さじ2 ・煮きりみりん…小さじ2 ・塩…小さじ1 ・片栗粉…小さじ1
< トマトソースの材料 > ・昆布だし…120g ・椎茸だし…40g ・トマトピューレ…大さじ2 ・舞茸…少々 ・切れ目を入れた白菜の芯…少々 ・セロリの葉…少々 ・みりん…小さじ2 ・塩…少々 ・薄口醤油…小さじ2 ・スイートコーンの残り汁…大さじ2
【 作り方 】 出来上がりTIME 60分 (豆腐の水切り時間を含まない) (1) まず、トマトソースを作る。 鍋に <トマトソースの材料> を入れ、沸騰手前の状態を弱火で 30分間キープしたら火を消して味を馴染ませる。
(2) トマトソースを作っている間に、エリンギと人参を厚さ 5㎜、幅3㎝の短冊切りにする。 白菜は分量を軽く塩茹でした後、使いやすい大きさに切ってペーパータオルで水分をよく取り除く。
(3) ボウルに <タネの材料> を入れて、よく混ぜ合わせる。
(4) (2)の白菜を1枚用意し、まず (3) を薄く敷き、中に (2)のエリンギと人参を置いてロールキャベツの要領で空気を入れないように巻き込む。 それをラップで包み、蒸し器で15分間蒸す。 蒸し器がなければ電子レンジでも可。
(5) (4) を 2~3等分程度の食べやすい大きさに切り、トマトソースをかけて出来上がり。 ■ 作り方のポイント ・ 白菜の芯付近まで使用すると、白菜の味が勝ちすぎるので、青い部分を中心に使用すると味のバランスも良いし、巻きやすいですよ。 ・ 今回はエリンギと人参を使いましたが、中に巻き込む野菜は、冷蔵庫に残っている野菜でも構いません。
● ひとこと ・ トマトソースは煮立たせてしまうとアクが大量に出てしまうので、トロ火でゆっくり味を馴染ませましょう。 ・ トマトソースには是非、セロリの葉の部分を使用してください。 私の経験では、茎よりも葉の方が良い風味になるようです。
感動的な美味しさでビックリしちゃった。 永平寺ではこんな洋風な料理も食べるの? いえ、ないですね。 毎回大量の調理をしないといけないので、こんな手の込んだ料理は実質的に無理です。 では何でまた今回は洋風なんですか? あんまり精進料理っぽくないと思うのですが…。 そうそう、これって精進料理なの? もちろんですとも。 皆さんの中の精進料理のイメージって、もしかして和食ですか? そうそう。 では、他の国のお坊さん達全員が和食を食べるのですか? あっ!! でしょ? 食べてはいけないものを避けながら、自国の料理で食べています。 だとすると、仏教の智慧が欧米諸国に少しずつ浸透していっている現在では、こういった洋風の精進料理も、その存在価値が十分にありますよ。 なるほど、料理の魅力で仏教の思想を海外にってことですね? いやいや、そんな大風呂敷を広げる気はありませんよ。 まぁ、とりあえず自分の周囲からってことで。
あの…ちょっといいかなぁ。 今回の料理についてなんだけど、トマトって精進料理で使っても良かったんだね。
良いのではないですか? ここに書いてないってことは良いでしょ。 そうですね。 何の問題もないですよ。 そうなんだぁ。 作っている最中に、 『トマトソースに昆布と椎茸のだしって!?』 と思ったんだけど、驚くほど合うわね。 油分を使っていないし、トマトは肌荒れに効果があるから、美容の面でも嬉しいわ。 それに、ソースに白菜の芯を使って自然な甘さを出すってのは、まさに精進ですよね。 そうそう。 普段捨てるような食べにくい部分も、ソースになら使えます。 さらに美味しくて美容に良いと言うなら文句なしの一品ですね。 それにしても、肌荒れに効くんだぁ。 へ~、知らなかったなぁ。そうなんですかぁ…。 いいこと聞いたなぁ。 妙に話に喰い付くわね? どういうことかしら? ・・・・・・。 は、埴輪!?