2008年8月26日
 現在発売中の雑誌『サライ』にて、「丸ごと1冊大特集永久保存版 仏像の見方」が掲載されております。

 現在、東京国立博物館で公開中の海外オークションで落札された運慶作と見られる大日如来像をはじめとする、名前だけはよく知っているであろうもっとも有名な仏師の1人であろう、運慶。その生涯やその傑作についてまとめた特集や「やっぱり仏像を見るならお寺じゃなきゃ!」という人のための仏旅特集など、なかなか充実した内容となっております。

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2008年7月29日

仏像のふしぎ 近頃、巷の書店ではこのテの本が氾濫していますね。

 仏像をより分かり易くカジュアルに紹介するような趣旨のものです。

 難しい話となると5分と持たずに睡魔に襲われる私にとって、こんなありがたい本はありません。

 本書は第一章から第四章までの「4つのふしぎで仏像の世界をごあんない」してくれる内容になっていて、噛み砕いた文章と、かわいらしいイラストが魅力的な一冊となっています。仏像のチョイスもなかなかポップで、東大寺の五劫思惟阿弥陀如来を持って来る辺りが乙女ゴコロを刺激します。うーんそうか、あの個性的なお姿は私たちのためを思っての結果だったのか…と改めて感服致しました。どんな仏像か気になる方はぜひこの本を読んでみて下さい。

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2008年7月 8日

肝心の子供 BGMがない映画。
 この作品を読んで私が受けた印象です。

 お話としては、スッドーダナ王の息子であるブッダ、その子のラーフラ、そしてティッサ・メッテイヤの親子三代の物語なのですが、このお話を仏典と思って読むと痛い目にあいます。

 だって、このお話の中では、稲作を広めたのはヤショダラの功績であり、ラーフラは子供までこさえてしまっているのですから。

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2008年6月30日
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日経ホーム出版社
売り上げランキング: 25922

 日経おとなのOFFより、ムック『美仏巡礼[完全保存版]』が出ております。完全保存版の名に恥じない行き届いた内容で、仏像の基礎知識から必見の仏像にレアな仏像まで、これ一冊で一通り抑えられるようになっています。

 「美仏」といいながら、ところどころに混じっている珍仏はぜひ見ていただきたいです(80Pの千手千足観音や120P腰掛け釈迦如来など)。詳しくは以下でどうぞ。

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2008年6月30日

 現在発売中のニューズウィーク日本版にて(先週号ですが…)、特集「ニュースを読み解く 世界宗教入門」が掲載されています。内容は以下の通り、

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2008年6月17日
ando_daimyo_yashiki.jpg 新しい時代の息吹のなかで影を生きた人々を描いた『幕臣たちの明治維新』、『将軍家御典医の娘が語る江戸の面影』が大好評の安藤優一郎さんが、大名屋敷の様々な一面を取り上げた『大名屋敷の謎』を出版されました。

 時代劇などでよく描かれるにも関わらず、その実態はほとんど知られていない「大名屋敷」。そもそも屋敷のなかに、何人住んでいたかもわかっていないとか。本書は、そんな謎に包まれた「お屋敷」の驚きの生活とその利権を巡る激しいビジネス競争を、住民である武士や出入りの商人などの証言を元に解明する一冊です。

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2008年5月22日
ando_gotenimusume.jpg おなじみ『江戸のお寺浮世草子』の歴史家・安藤優一郎さんの新著『将軍家御典医の娘が語る江戸の面影』(平凡社新書)が現在好評発売中です。

 明治維新後の徳川家臣団3万人のゆくえを追い各方面から好評を受けた前著『幕臣たちの明治維新』の第2弾とも言える本著は将軍家御典医(徳川家お抱えの医者)の家に生まれたお姫様の見た明治維新を描いた一冊です。「薩長にお辞儀なんかするもんか!」というほど気の強かった、いわゆる「おきゃん」なお姫様がその眼で見た江戸の終わりと明治のはじまりが語られています。

 篤姫でをご覧のかたも、そうでないかたも、ぜひ一度書店でお手に取りください。

2008年4月30日

 超人気ライトノベルシリーズ『マリア様がみてる』の今野緒雪さんが、4月18日発売の「別冊コバルト」にて仏教系男子高校である「花寺学院」を舞台にした新シリーズ『お釈迦様もみてる』の連載を開始したそうです(これもライトノベルなんでしょうか?)。

 『マリみて』は読んだことはありませんが、大人気シリーズだそうですね。ちょっとBL系の香りがしますが、よろしければご一読を。そしてご感想をいただければありがたいです!

■今野緒雪『お釈迦様もみてる』
□媒体:別冊コバルト
□発売日:2008年4月18日(金)

■関連情報
-Webコバルト-  別冊Cobalt
マリア様がみてる - Wikipedia

2008年4月 4日

 昨年ダライラマ法王との対談本『目覚めよ仏教』を出された上田紀行先生(東京工業大学助教授)の呼びかけで、紀伊国屋新宿本店にて「チベット騒動緊急フェア」が四月中旬まで催されています。ウェブサイトにはフェアで取り上げられている書籍の一部が掲載され、購入できるようになっています。

 丸善でも「特集:チベット問題を考える」と題し、チベット本の紹介が行われており、ちょっと古い情報になってしまいますが、ジュンク堂池袋店、丸善オアゾ店、青山ブックセンター本店、宮脇書店本店ならびに南本店(香川県高松市)でも開催されているようです(すでに終わっているものもあるかもしれません)。

続きを読む "開催中のチベットブックフェア"
2008年3月19日
ishin.gif 『江戸のお寺 浮世草子』でおなじみの安藤優一郎さんの新刊『幕臣たちの明治維新』(講談社現代新書)が現在発売中です。普段はあまり語られることのない歴史の「敗者」を描いた非常に興味深い明治維新本です。

 ぜひお手にとってご覧下さい!

■目次 第1章 徳川家の第リストラ 第2章 激動の幕末を見た御家人 第3章 静岡藩の消滅 第4章 西南戦争と江戸っ子気質 第5章 江戸ブームの到来

■関連URL
江戸研究家 安藤優一郎オフィシャルサイト:著者安藤さんの公式サイトです。
講談社BOOK倶楽部:「幕臣たちの明治維新」が紹介されいます。

2008年2月25日

 「お寺に嫁ぐということ」から生まれた書籍『お寺に嫁いでしまった。』が、現在発売中の雑誌『クロワッサン』の「最近、面白い本読みましたか 」というコーナーに掲載されています。

 私はまだ読んでいないのですが、ずいぶん大きく取り上げてくださったそうなので、ぜひご覧下さい!

■「最近、面白い本読みましたか 」『クロワッサン』(728号 2008年02月25日発売):マガジンハウス
□内容:「お寺に嫁いでしまった。」レビュー

■関連URL
クロワッサンのホームページ:クロワッサンの公式サイト
最近、面白い本読みましたか:バックナンバーとして、田辺聖子さん俵万智さん小倉千加子さんといった錚々たる作家さんのインタビューが読めます!
お寺に嫁ぐということ:『お寺に嫁いでしまった。』のブログバージョン。最新エントリーは「レトロ家具(2008年2月 9日)」。

■関連商品
お寺に嫁いでしまった。:「お寺に嫁ぐということ」を大幅に書き直した書籍バージョン。

2008年2月 5日

週刊女性2月5日号 本日2月5日(火)発売の『週刊女性』「いま”エンタメお寺”がアツイ! お坊さんと遊ぼっ!」に「暗闇ごはん(旧・暗やミール)」と「豆経本ワークショップ」が取り上げられています。

 申込み多数により半年ほどお休みしておりました「暗やミール」ですが、1月25日よりあらたに「暗闇ごはん」として再開いたしました。日本初のブラインドレストランでしか味わえない味覚体験にぜひご参加ください。

 今後の日程につきましては、彼岸寺トップページで告知してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

■「いま”エンタメお寺”がアツイ! お坊さんと遊ぼっ!」『週刊女性』
□内容:「暗闇ごはん」、「豆経本ワークショップ」
□掲載誌:『週刊女性』 2月19日号(2008年2月5日発売)(主婦と生活社)

■関連エントリー
「暗闇ごはん」:再開した暗闇ごはんの詳細はこちらです。
「豆経本ワークショップのお知らせ」(神谷町オープンテラス):以前開催した豆経本ワークショップの告知です。近日再開予定!?

2007年11月29日

 2007年11月28日(水)発売の田原総一郎責任編集の雑誌『オフレコ!』にて、彼岸寺住職の松本が参加させていただいた若手僧侶の座談会「若手僧侶たちの本音トーク 何が何でも、ボーズ・ビー・アンビシャス!!」が掲載されております。

 本座談会でコーディネーターを務められたのは、『がんばれ仏教!』で知られる上田紀行先生(東工大学大学院准教授)。田原総一郎さんとともに、独自の活動を実践する若手僧侶にそれぞれの仏教への想いや問題意識を伺っています。

 座談会に参加されたのは、仏教系では日本最大級のNGO「シャンティ国際ボランティア会」で東南アジアの児童や災害の被災者への支援ボランティアをされる自覚大道さん。お寺の娘に生まれながらも反発し、グラフィックデザイナーになりながらもパリで仏教に目覚められた市橋俊水さん。そして、一般の家庭に生まれサラリーマンを経験しながら、仏教に出会い出家され、現在はSNSでの自殺志願者への支援活動をされる根本紹徹さんの三名。どの方も、ユニークかつ高い意識のもと活動をされらっしゃる若手僧侶の方々です。

 わたしもさっそく拝読したのですが、「そういうものだから…」として見過ごしてしまいがちな仏教の曖昧なところが、田原さんの鋭い視線によってえぐり出されておりました。

「尊敬されるためには何か犠牲にしなきゃいけない。…今の住職は何も犠牲にしていないんじゃないかと思う。」

「表向きは「目覚めなさい」と説きながら、じつは眠らせているんだと。」

「今の世の中は夢も希望もない、格差がこんあんい広がっている。どうしてお坊さんたちは行動しうようとしないんですか。「良いこと」というのは行動することでしょう?」

 これらの質問に仏教はどう答えることができるのか? ぜひお手に取ってご覧下さい。12月8日開催の「仏になるための仏教講座 Vol.1」に講師としてお招きする、アルボムッレ・スマナサーラ長老へのインタビューも掲載されておりますので!

■田原総一郎責任編集『オフレコ! Vol.5 一冊まるごと宗教! 1億総ウツ時代の生き方、死に方』
□目次
・五木寛之「ウツの時代をどう生きるか」
・瀬戸内寂聴「ただ聞いてあげればいいんです」
・川田洋一(東洋哲学研究所長)×斉藤克司(総合教学部長)「創価学会副会長に聞く! 宗教で悩みは解決しますか? 」
・鎌田實(諏訪中央病院名誉院長)×高橋卓志(神宮寺住職)「「死ぬ人」にできること、「生きる人」にできること」
・関口房朗「金儲けだけでは人間はバカになる! 儲けた後が肝心なんです」
・「大人気連載! オフレコ!匿名座談会」
・佐藤優(作家)×上田紀行 (文化人類学者)「キリスト教と仏教、本当に役立つ読み解き方」
・堀澤祖門(天台宗叡山学院院長)「天台宗大僧正に直撃! 日本の宗教、ここが大問題」
・アルボムッレ・スマナサーラ(スリランカ上座部仏教長老)日本の仏教は、仏教ではない!! 」
・「ワシントン発 ジャパン・ウォッチャー匿名座談会 アメリカから日本はこう見えている!」
・ 鎌田東二×町田宗鳳「ありのままに見る、馬鹿者である。それが宗教である。
・「若手僧侶たちの本音トーク 何が何でも、ボーズ・ビー・アンビシャス!!」

■関連URL
社団法人シャンティ国際ボランティア会:自覚さんが活動してらっしゃるSVAの公式サイト。
YOMIURI ONLINE「“共に考える”駆け込み寺」:根本さんの活動など、自殺に対する仏教の取り組みを紹介した記事。
東京工業大学 上田研究室:上田紀行先生の公式サイト

2007年10月29日

 『江戸のお寺浮世草子』でおなじみの江戸研究家の安藤優一郎さんが関わられた書籍のご紹介です。
 一冊は、お酒を切り口に日本文化を語った神崎宣武編『乾杯の文化史』(ドメス出版)。安藤さんは、「江戸武家社会の酒礼」として、江戸城内で行われていた酒礼を通して、将軍家の権威の仕組みを解き明かされています。
 もう一冊は、監修手がけられた『カラー版徹底図解 江戸時代 浮世絵・古地図で知る大江戸八百八町』(新星出版社)。豊富な図版を通して、江戸の町並みや生活、事件を様々な角度から紹介されています。まさに江戸の息づかいをリアルに感じられる一冊です。
 この機会にぜひお読み下さい!

■関連URL
安藤優一郎さん公式サイト

2007年10月24日

 MSN産経ニュースによれば曹洞宗の開祖・道元禅師の生涯を描いた立松和平さんの小説、『道元禅師(上・下)』(東京書籍)が泉鏡花文学賞を受賞されました。11月7日には、金沢市文化ホールにて授賞式が催されるそうです。

 9年間に渡る長期連載とあって、上下巻で1120ページにも及ぶ超長編小説。読書の秋に挑戦されてはいかがでしょうか。

■関連ページ
「作家・立松和平さんが語る曹洞宗の開祖・道元禅師の教え」:道元禅師は「修行の場お寺」だけでなく「家庭の台所にも、職場にも、どこにでもある」!

立松和平氏インタビュー 道元禅師の生涯を描く 『道元禅師(上・下)』(東京書籍)刊行を機に(週刊読書人):完成までにこんなにご苦労なさったとは…。

「禅のお話~わたしの道元さま~」(曹洞宗近畿管区教化センター):連載途中に書かれた歌舞伎『道元の月』上演に当たっての講演。

2007年5月17日

 ゴールデンウィークの混雑も終わり、夏までつかの間の静けさに包まれている鎌倉が現在発売中の雑誌『Pen』2007 6/1号にて特集されています。特集トップには、岩の庭園と苔むす石階段の「瑞泉寺」、竹林の「報国寺」、鎌倉最古の「杉本寺」、静けさの「安国論寺」が掲載。新緑に彩られた寺院の美しい姿を見ることができます。

 週末の小旅行に鎌倉を訪れたくなることまちがいなし。「鎌倉の持つ魅力を再発見し活性化」するNPOルートカルチャー「鎌倉を本気で遊ぶマップ」と併せてご覧ください。

2007年4月 3日

あまり…、というかまったく仏教とは関係ないのですが、面白かったのでご紹介します。

「村上春樹風に語るスレジェネレーター」

何でも好きな単語を入力すれば村上春樹風に語ってくれるというので、さっそく「お坊さん」について語ってもらいました。

「完璧なお坊さんなどといったものは存在しない。完璧な絶望が存在しないようにね」


「ね、ここにいる人たちがみんなマスターベーションしているわけ? シコシコッって?」と緑は寮の建物を見上げながら言った。
「たぶんね」
「男の人ってお坊さんのこと考えながらあれやるわけ?」
「まあそうだろうね」と僕は言った。「株式相場とか動詞の活用とかスエズ運河のことを考えながらマスターベーションする男はまあいないだろうね。まあだいたいはお坊さんのことを考えながらやっているんじゃないかな」
「スエズ運河?」
「たとえば、だよ」


六月にデートした女の子とはまるで話があわなかった。
僕が南極について話している時、彼女はお坊さんのことを考えていた。


「お坊さん?」と僕は聞いた。
「知らなかったの?」
「いや、知らなかった」
「馬鹿みたい。見ればわかるじゃない」とユキは言った。
「彼にその趣味があるかは知らないけど、あれはとにかくお坊さんよ。完璧に。二〇〇パーセント」


そして今日でもなお、日本人のお坊さんに対する意識はおそろしく低い。
要するに、歴史的に見てお坊さんが生活のレベルで日本人に関わったことは一度もなかったんだ。
お坊さんは国家レベルで米国から日本に輸入され、育成され、そして見捨てられた。それがお坊さんだ。


僕はなんだか自分がお坊さんにでもなってしまったような気がしたものだった。
誰も僕を責めるわけではないし、誰も僕を憎んでいるわけではない。
それでもみんなは僕を避け、どこかで偶然顔をあわせてももっともらしい理由を見つけてはすぐに姿を消すようになった。


ウェイトレスがやってきて、僕の前にコーヒーカップを置き、そこにコーヒーを注ぎ、まるでお坊さんを他人に押し付けるみたいにそっと、伝票差しに差して去っていった。


彼女は小馬鹿にしたような顔つきで我々を見た。
雨上がりの舗道に落ちているお坊さんでも眺めるような目つきだった。


その夜、フリオ・イグレシアスは一二六回も『ビギン・ザ・ビギン』を唄った。
私もフリオ・イグレシアスは嫌いなほうだが、幸いなことにお坊さんほどではない。


泣いたのは本当に久し振りだった。
でもね、いいかい、君に同情して泣いたわけじゃないんだ。
僕の言いたいのはこういうことなんだ。一度しか言わないからよく聞いておいてくれよ。


 僕は・お坊さんが・好きだ。


あと10年も経って、この番組や僕のかけたレコードや、
そして僕のことを覚えていてくれたら、僕のいま言ったことも思い出してくれ。


全文はこちらの「村上春樹風にお坊さんについて語るスレ」にて。

あれ、なんだかあまり笑えないような…?

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