2008年12月 4日

 11月末、裁判員制度の施行を前に、裁判員候補者に、候補者となった旨を知らせる通知書が届けられ、全国各地で様々な波紋をよんでおります。

 そんな中、12月1日に、長野県の善光寺・玄証院、福島貴和住職は、長野県庁で記者会見され、「裁判員には人を裁くつらさがふりかかる」、「人の心を乱す悪い制度を国民に押しつけるべきではない」と裁判員制度の問題を指摘され、「宗教者は人を裁かないで済む世の中にするのが役目。人を裁くことなどできない」と廃止を訴えられました(産経新聞より)。

 法の専門家ではない人が、重大な犯罪を犯した人を裁き、罰を与えるということは、実に恐ろしいことのように思います。私たちはつい、自分は常に正しいと思い、誰しもが罪を犯しかねない恐ろしい心を持つということを忘れがちです。そういう私でありますから、人を裁く前に、自分の心をまず見つめなければならないよ、と示してくれるのが仏法でありましょう。そういう意味でも、僧侶として、仏教徒として、この制度をもう少し考えていかねばならないのではないかと思います。

2008年10月17日

 過去、武田真治さんや小池徹平さんなどが選ばれた「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」ですが、今年迎える21回目「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」(主婦と生活社)では特別賞の追加が発表されました。その名はなんと「阿修羅賞」というから驚きです。
 来年3月から開催される興福寺創建1300年記念「国宝 阿修羅展」(東京国立博物館・九州国立博物館)の開催にちなんで追加されたこの阿修羅賞は、阿修羅像のような端正な顔つきの少年が選ばれるのでしょうか。美少年ファンだけでなく仏像ファンも注目のコンテストとなります。特別賞「阿修羅賞」の受賞者には「国宝 阿修羅展」広報大使として活躍が期待されます。

 いったいどんな「阿修羅ボーイ」が選ばれるのか注目です。

▼関連サイト
ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト公式サイト
JUNON公式サイト
・Wikipediaスーパーボーイ・コンテスト - 歴代受賞者など
阿修羅展公式サイト

2008年4月23日

 ブログ作成ソフト「Movable Type」で知られるシックス・アパートが行った住職の公開面接の様子がCNET Japanの「シックス・アパートが住職を採用?--公開面接を実施」でレポートされている。応募したのは、「募集を見て、シックス・アパートの社員さんは病んでいるのか、僕は必要とされているのかもしれないと思った」からだとか。

2007年10月19日

 9月21日に築地本願寺の境内に新しくオープンした雑誌ソトコトプロデュースのロハスカフェ「カフェ・ド・シンラン」。だいぶ遅くなってしまいましたが、前回の記事に引き続き「カフェ・ド・シンラン」のレポートをお送りいたします。「カフェ」というスタイルに込められた親鸞聖人の教えと築地本願寺の願いについて、本願寺職員の方にお話をうかがって参りました。

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---カフェ・ド・シンランのコピーに、「仏の教えはロハスだ」というのがありますが、「仏の教え」と「ロハス」の関係についてお教え下さい。

 親鸞聖人の教えというのは「罪悪性の自覚」や「欲望は断ち切れない」ということがすごく大きな意味を持っています。「信心による救い」と「罪悪性の自覚」が表裏一体になっているんですね。

 ロハスという考え方も色々な言われ方をしますが、基本的に人間の欲望を否定するのではなくて、それを受け止めて良い方にもっていこうよ、ちょっと方向変えてみようよという、人間という存在をよくを知った上での智慧だと思うんです。

 そこがすごく浄土真宗が言う「悪人の自覚」ということ。そして、そのうえで自分の欲望とどう折り合いをつけるかという、「たしなみの生活」に繋がってくるんだと思います。念仏の行者というのは、自分の罪悪性を自覚するゆえに救いがあるんです。それと「もったいない」ということ。自分みたいな存在が救われていくことがもったいない。そういう意味で、ロハスと親鸞聖人の教えはどこかつながっていくんじゃないかと思っていました。

 この親鸞聖人の教えとロハスのつながりに関しては、このカフェをきっかけにソトコトさんに記事を載せていただけることになっています。カフェ・ド・シンランという名前から、そもそも親鸞聖人とはどんな方なのかについて取り上げることになっていて、「仏教×ロハス 親鸞聖人の教え」と題して10月5日発売のソトコト101号から4回連続で掲載していただくことになっています。

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