いまだにチベット亡命政府と中国政府の間には、まともな対話も行われずにいたずらに時間が過ぎ去るばかり。1935年にお生まれになったダライラマ法王は、この7月6日に73歳になられました。チベットに残された時間はそう多くはない、のかもしれません。
そんななかチベット問題を忘れないで欲しいと訴え「ブッダロード・ピースウォーク・トゥ善光寺」が2008年7月25〜7日の三日間、長野県・善光寺などで開催されます。善光寺といえば、同じ仏教徒であるチベットへの連帯を表明し、聖火リレーのスタート地点を辞退し、世界的に話題となったお寺。
この貴重な催しに参加してまいりましたので、さっそく当日の様子をレポートいたします。
皆さんは、歴史の教科書かなにかで、口から小さな仏像を吐き出したような、奇妙な姿をした、お坊さんの像を見たことはないでしょうか?かなりインパクトのあるお姿ですので、もしかしたら、ピンときた方もおられるかもしれません。あのお坊さんは、空也上人と呼ばれ、称える念仏により、仏さまが姿を現した、と言われる伝説から、あのような像が作られたといわれております。
その、空也上人の像が安置されておりますのが、京都の祇園にほど近いところにあります、六波羅蜜寺と言うお寺です。このお寺は、空也上人像でも有名なのですが、御本尊の十一面観音立像が、国宝に指定されていたりと、平安~鎌倉期の仏像の宝庫としても知られ、この度、そのすぐれた仏像が、東京国立博物館にやってまいります。
7月6日に築地本願寺で「念佛ノ源流(ねんぶつのげんりゅう)」が行われます。浄土真宗に伝わる聲明(しょうみょう)や節談説教(ふしだんせっきょう)を聞きながらその根底にある「源流」を知る機会ではないでしょうか。
聲明とはお経に節や抑揚をつけて唱える歌のようなものです。もともとは天台宗など密教にルーツを持つのですが、現在日本の多くの宗派で聲明は用いられています。
また、節談説教は浄土真宗独自の説教方式で、説教師と呼ばれる方が独特の抑揚とリズムをつけて法話をするものです。私も一度節談説教を聞いたことがあるのですが、その迫力はすごいものがあります。
寺院建築をテーマに開催する本公演会で講師としてお招きされたのは、宮大工の小川三夫棟梁と日本の伝統技術を後世に残そうと数々の書籍を出されてきた塩野米松氏。小川三夫棟梁は、法隆寺大工技術の継承者故・西岡常一師の内弟子で、建造1300年という世界最古の木造建築である法隆寺五重塔を築いた建築技術を現代に伝えられる名匠です。
昔々あるところに、一人のお坊さんがおりました。そのお坊さんは、全国津々浦々を旅して廻り、訪れる先々でノミを振るい、たくさんの仏さまの像を彫られたそうな。そのお坊さんの彫る仏さまは、どの仏さまも不思議な笑顔をされており、お参りに来る人々も笑顔にし、皆を幸せな気持ちにさせました。そのお坊さんの名前は、木喰(もくじき)といい、木喰の彫る仏像は木喰仏と呼ばれ、人々に大変大切にされましたとさ ― めでたしめでたし。
と、昔話っぽく紹介させていただきましたが、遊行僧であり仏師であった、木喰の生誕290年を記念して、横浜のそごう美術館にて、「木喰展」が開催されます。
このイベントは、お釈迦様が説いたそのままの仏教のかたちを今に伝えるスリランカの仏教「テーラワーダ仏教」をまるごと体験することができるもの。
今回は『もしもあなたが「悩んで」いるなら』というテーマのもと、お釈迦さまの智慧を学び、実践することで、わたしたちが苦しんでいる具体的な悩みを乗り越え、幸せを得るための道を歩み始めるきっかけとなることを目指している。
会場はこれまでと変わらず築地本願寺の本堂だが、出演者のラインナップや毎年配布方法が変わっていたチケットの配布方法などの、詳細はまだ発表されていない。
昨年は「Adobe presents 寺子屋クスール Flash夕涼み」と題し、テクノポップユニット「YMCK」や『空想科学読本』、『新・耳袋』シリーズ、さらには『いつまでもデブと思うなよ』など、数々のヒット作のプロデューサーかつ怪異蒐集家の木原浩勝氏をゲストに迎え、アドビ システムズ社の「Creative Suite 3(CS3)」について学び、大盛況のうちに終了いたしました(詳細なレポートはこちら)。
今回は「体を使った元気な技術」をテーマに、これまでとはちょっと趣向を変えて、リアルな世界で体を使って楽しむ様々なガジェットを紹介・実演する企画となっております。
以前紹介した永平寺の文化講演会『「いただきます ごちそうさま」 禅の教えに学ぶ「食育」』のレポートです。
・「<禅と精進料理> 文化講演会を聴いてきました」 →(典座ネットブログ):典座和尚として知られる高梨尚之師によるレポート。 ・「食育文化講演会」(さっぽろ自然体) →札幌で開催された、ほぼ同じ内容の講演会のレポート。
奈良といえば、お寺の宝庫であり、仏像の宝庫ですが、その中でも法隆寺は、聖徳太子(厩戸王)と縁の深いお寺で、現存する世界最古の木造建築としても知られ、世界遺産にも登録されております。また、飛鳥時代の宝物を数多く残す、貴重な歴史遺産です。
ルートカルチャー自体は、鎌倉の文化と地域のために文化的交流の場をつくることを目的として創設されたNPO法人で、仏教に特化した活動をしている訳ではありませんが、鎌倉という土地柄上お寺とは切っても切れない間柄。今回は会場が浄土宗の大本山で、しかも仏教の生まれた国インドの古典音楽ということで、ちょっと覗いてみることにしました。
主催の「チベット大好き」の会は、チベットを知ってもらうためになにかできないかと、自発的に集まりわずか一ヶ月あまりで本展覧会を開催にこぎ着けた。ホームページでの呼びかけなどを通して、チベットを訪れたことのある様々な人々が、それぞれのチベットをテーマにした作品を持ち寄った。実際に旅をして、その目で直に見た報道ではとらえられないチベットを表現したという。
現在仮に御影堂に安置されている三尊像は、今秋にはもとの金堂に遷座される予定となっており、間近で観られるのは今回が最後となる。
3月25日より、東京国立博物館で大人気開催中の「国宝 薬師寺展」が、6月8日(日)の会期終了を目前に控え、開館時間の延長が行われることとなった。通常9:30〜17:00までののところ、4日(水)より最終日となる8日(日)までは開館を9:30〜20:00(入館は19:30まで)とする。
平城京遷都1300年を記念し開催された本展覧会では、奈良・薬師寺より国宝の日光・月光菩薩像が展示され、連日超満員が続いている。国立博物館によれば、会期スタートより50日目となる5月20日(火)には入場者数が50万人に達している。1日平均1万人の入場者により、入場規制がかけられ1時間以上の待ち時間になることも。
展覧会の公式サイトには、混雑状況が確認できるページも用意されているので、お出かけのさいにはぜひチェックを。
東京国立博物館で9月に『特別展「スリランカ」-輝く島の美に出会う』が開かれます。
スリランカの美術を日本で紹介する本格的な展覧会としては日本で初めてで、スリランカのことを知る大きな入り口となります。この展覧会ではスリランカの国宝級の仏像など約150点の作品が展示されます。
スリランカの仏像を見ると、日本の仏像と違い、どことなくなまめかしい雰囲気を漂わせていたり、日本の仏像では見られない足の組み方をしていたりと、新しい発見がたくさん見られます。
もちろん仏像以外にも多くの美術品が展示されるこのスリランカ展は見どころも多く、この夏の目玉展覧会となるでしょう。彼岸寺でも詳細を随時アップしていく予定です。どうぞご期待下さい。
詳細は以下の通りです。
彼岸寺のコンテンツ、ブログパーツ「お坊さん説法リーダー」やFlashでの「お坊さんの一日を体験」を制作したクスールが6月26日に第5回「寺子屋クスール」を開催します。
「寺子屋クスール」とは、毎回Flashとその他の技術を組み合わせたデモを紹介しながら、コンテンツ作りのアイデアなど得てもらおうという目的で行っていますが、今年からFlashという技術にとらわれず、他分野の技術や企画などを取り込むとのこと。
今回は「体を使った元気な技術」というキーワードで、新しい自作楽器や子供の玩具などを紹介するということで、かなり期待が膨らみます。ご興味のある方はぜひ足をお運びください。
ルートカルチャーとは、「鎌倉の文化と地域と人のために、鎌倉の地に根を張り新しい「文化的交流の場」をつくることを目指し」2006年に設立されたNPO法人で、これまでにも鎌倉市内の寺院などで様々なイベントを開催している。2006年に妙本寺で開催された「ルートカルチャー第0弾フェスティバル 新月祭」には、UAをはじめ、NAIVES(ヤン富田+いとうせいこう+高木完)、charaなどのライブが行われ、のべ3000人が参加した。
初期仏教一日体験会は年に一度開催されるもので、スマナサーラ長老による講演に加え、本格的にヴィパッサナー瞑想が体験できる貴重な機会です。昨年の初期仏教一日体験会には私も参加してみようと思ったのですが、800名の定員があっという間に埋まってしまいました。今年はなんと定員1802名だそうですので、いまのうちにぜひお申し込み下さい。
詳しくは以下をご覧下さい。
チベットで傷つき亡くなった方に思いを馳せ、平和を祈る。そういった動きが日本各地に現われています。
我々も仏教者として何か行動を起こしたいと思い、今回の騒乱で傷ついた全ての方への哀悼を表す法要を営むこととなりました。日本のお経とチベットのお経を合わせた法要のあと、キャンドルアーティスト【キャンドル・JUNE】さんの作品を見ながら、静かに祈りを捧げます。
ご興味のある方は、是非ご参加ください。詳しくはキャンドルナイト@TERRAの公式サイトにてご確認ください。
◇◆◇キャンドルナイト@TERRA 第1回@光明寺◇◆◇
■日時:5/10(土)18:30~
■場所:光明寺(地下鉄日比谷線神谷町出口徒歩1分)
■法要内容: ・チベット語でのお祈り ・日本仏教のお祈り (回向、ダライ・ラマ法王長寿祈願など含む)
■その他 ・当日キャンドルは準備致しますが、 ご自身でもキャンドルを持ってきたい、気持ちを捧げたいという方は、 ぜひご自由にお持ち寄りください。 ・法要後は、美しいキャンドルと共に、チャイや物販も予定しています。 心を同じにする皆様と、静かな時間を持てたらと思います。
■主催・共催 主催 キャンドルナイト@TERRA実行委員会 協力 チベット・サポート・ネットワーク・ジャパン (TSNJ)、IBA(超宗派仏教青年会)
FM倉敷の番組「拝、ボーズ!!」でご活躍中の天野こうゆうさんが6月に東京で法話ライブを行ないます。「心をほぐす歌(フォークソング)とお話の夕べ」と題し、ライブと法話のきれいなコラボレーションが楽しめます。
以前倉敷で行われた時のブログを読むと、何ともいい雰囲気だったのがひしひしと伝わります。誰そ彼もそうですが、お寺で行うイベントは、どことなくゆるい雰囲気の中、出演者もお寺もお客さんもみんながその雰囲気を楽しめることが一番心に残る温かさだと思います。
今回はお寺という場所ではありませんが、お坊さんのいる場所こそが昔からお寺といわれていたことを考えれば、豪華な本堂ではないけれどもそこに存在する仏教を感じて楽しめることと思います。
永平寺代3世徹通は道元に師事し、永平寺で典座などを務めた。典座とは、禅寺や禅宗の修業道場で食事をつかさどる役のことを差し、永平寺をはじめとする曹洞宗道場の中では要職とされる。
典座を任された時のエピソードの一つとして、道元が永平寺の開山に先立って修行の場として開いた坐禅道場、吉峰寺で、当時典座であった徹通が大雪の中麓から伽藍に至る曲がりくねった坂を粥飯の桶を担いで上ったという話が残っている。雪深い山道を重い粥の桶をもって上がることは大変な重労働であったであろう。修行僧の朝食のため、まだ暗い坂道を登った徹通には頭が下がる。ちなみにこの坂は現在この故事をもとに徹通坂と名付けられている。
このように食べる・食べさせるということに対して文字通り命を張っていた徹通の700回大遠忌の記念文化事業であるからこそ「食育」にも重みが増す。
この文化講演会にあたっては服部学園理事長・校長・医学博士である服部幸應さんが記念講演や永平寺の小食事作法を上映するなど内容も充実している。
普段何気なく、しかし必ず毎日接している「食べる」ということをよく噛みしめてみてはいかがだろうか。
詳細については以下の通り。
チベット問題を積極的に取り上げ、4/12に渋谷で行われたキャンドルライティングなど各地で行われるイベントの様子をウェブで生中継をしているオーマイ・ニュースで、本日16時より青山・梅窓院で行われた「チベットの平和を集う集会」の様子が「【再放送中】チベットの平和を集う集会」(OhmyNews:オーマイニュース)として公開されている。 記事によれば、200人ほどが集まり、約2時間の追悼法要が催されたとのこと。