近頃、巷の書店ではこのテの本が氾濫していますね。
仏像をより分かり易くカジュアルに紹介するような趣旨のものです。
難しい話となると5分と持たずに睡魔に襲われる私にとって、こんなありがたい本はありません。
本書は第一章から第四章までの「4つのふしぎで仏像の世界をごあんない」してくれる内容になっていて、噛み砕いた文章と、かわいらしいイラストが魅力的な一冊となっています。仏像のチョイスもなかなかポップで、東大寺の五劫思惟阿弥陀如来を持って来る辺りが乙女ゴコロを刺激します。うーんそうか、あの個性的なお姿は私たちのためを思っての結果だったのか…と改めて感服致しました。どんな仏像か気になる方はぜひこの本を読んでみて下さい。
ただし、カジュアルということは、裏を返せば限られた仏像の基本的なことしか書かれていません。
なので、身も心も仏教に捧げる気持ちのある方にはもの足りないかも知れませんね。
仏像をディープに追求するにはまだちょっと…という方や、はたまた気軽に仏像を学びたい方にオススメしたい本です。
瓜生 中
白夜書房
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