2008年4月21日

 聖火リレーを目前に控える長野で、地元の僧侶が作るチベット支援団体「チベットの風」によりチベットを題材としたドキュメンタリー映画「チベットチベット」の上映会が行われます。これまでに開催された上映会はいくつもの新聞で取り上げられるなど大きな反響を呼んでおり、キム・スンヨン監督による講演も予定される23、24日の上映会には、さらなる注目が集まりそうです。

 詳細は以下にて。

チベットチベットとは  在日コリアン3世の旅人、金森太郎こと金昇龍はビデオカメラを片手に行く先を決めない旅に出る。路線をアジアに向け辿り着いた地、北インドのダラムサラ。そこは地元のインド人と亡命してきたチベット人が共生する一見静かな街だった。彼はここで、自らは望まず移住して異国で暮らす人々と出会う。

 最初はインドで暮らすチベット人と在日の間に小さな共通点を見つけていた。しかし浮かび上がってきたのは今なお続くチベット人の受難の経緯だった。今になっても雪のヒマラヤを歩いて越えて来るチベット人亡命者の数は後を絶たない。

 「彼らが命がけで守ろうとしているものは一体何なんだろう?  おじいちゃんやおばあちゃんが僕に言いつづけた民族の誇りというものなんだろうか?」

 混乱と衝動に突き動かされチベット人の現状を撮影し始める。この問題を少しでも多くの人に伝えたい。その思いはチベット亡命政府にも届き、ダライラマ14世への10日間に及ぶ同行取材をも可能にした。旅は続き、彼らが切望して止まない本当のチベット(現中華人民共和国、チベット自治区)を訪れ、失われゆく高度な精神文化や美しいを自然をカメラに納める。

 ノンフィクションロードムービー『チベットチベット』は、このふたつのチベットの狭間で素朴に生きる人たちに焦点を合わせ、今現在も強硬に続けられている、中国のチベット政策に疑問を投げかけるドキュメンタリーである。

■キム・スンヨン監督を招いての映画「チベットチベット」長野上映会
□日時:4月23日、24日(両日とも2回上映)
【1回目】上映会:14:00〜(開場13:30) 監督による講演会15:30〜16:30
【2回目】上映会:18:30〜21:00(終了後監督による挨拶と質疑・講演はありません)
□会費:1000円+カンパ
□会場:長野市勤労者女性会館しなのき
□お問い合わせ:上映会事務局(090・4951・0018)

■関連情報
チベットチベット公式サイト:予告編はこちらから。
チベットをテーマにした映画上映会 上田市の僧侶が企画 千曲市と長野市で(YOMIURI ONLINE):
「チベット問題知って」僧侶がドキュメンタリー映画上映 長野(MSN産経ニュース):
海禅寺公式ウェブサイト:上映会を企画した飯島俊哲さんのお寺。チベット問題に関するメッセージも。
『TibetTibet チベットチベット』(監督・キム・スンヨン):多摩美術大学の高味壽雄先生による紹介。
金峯山長谷寺住職日記「映画『チベットチベット』緊急上映会 決定!」:主催団体である「チベットの風」についてはこちら。

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