2008年4月18日

 NHKによると、4月26日に長野で開催が予定されている北京オリンピックの聖火リレーで、スタート地点に選ばれている善光寺は中国批判の高まりを受け、長野市聖火リレー実行委員会にスタート地点の変更を求める意向を伝えたとのことです。市では、スタート地点の変更や式典の縮小を検討しているとのこと。

 善光寺で聖火リレーが行われることに対しては、宮崎哲弥さんがテレビで善光寺で聖火リレーが行われれば日本仏教界が「(チベットの事件を)認めたことになってしまう」と大反対をされ、また今月13日にはチベットでの弾圧による犠牲者を追悼するキャンドルライティングが催され、僧侶を含め100人ほどが集まった様子が報じられるなど、批判が高まっているなかでの今回の判断でした。

 長野を代表する寺院として非常に難しい状況であったでしょうが、素晴らしい判断だったのではないでしょうか。

■関連情報
善光寺 リレーの境内使用反対(NHKニュース)
チベットへ祈りの輪 善光寺でキャンドルライティング(信濃毎日新聞)
長野の「聖火」善光寺スタート テリーと宮崎が大反対(J-Castテレビウォッチ)

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コメント (3)

ふらり:

中国批判は聞き飽きた。現在、日本中に広まっている当たり前の視野ではなく仏教徒して、広い視野で世間を見て欲しい。

水からワインへ:

ふらりさん

わたしはチベットにルーツを持つ日本人です。
当たり前の意見は聞きあきた。とおっしゃいますが、当たり前のどこがお気に召さないのでしょうか。
常に斬新なメッセージを求めるのは情報の受け手側の勝手です。しかし、それをメディアに求めるのは納得いきません。私にはこう聞こえて仕方がありません。

「チベット問題は聞きあきた。もっとほかの大きなニュースはないのか?それともチベットでもっと大量虐殺が行われ、衝撃的なニュースが毎日更新された方が刺激があってよい。」

立場は違うかもしれませんが、当たり前の意見がメディアを通してなかなか出ない現在。少しでもこういった情報が広がることで心強く思っている人も多くおります。

事件はテレビのブラウン管の向こうで撮影されたものではありますが、それは地上のどこかで実際に行われてる生々しいものです。

私の仲間の死を決して茶化さないでください。
あなたに人間の心があるならば。

>ふらりさん
たしかにいまのメディアは、表面的な中国叩きに堕してしまっているように感じます。聖火リレーに対する抗議に関しても、このような悲痛な抗議を挙げざるを得ないチベットとチベット人がおかれてきた現状をこそ取り上げるべきですね。

>水からワインさん
一時的に盛り上がっても、別の事件が起こればまたそちらへ移ってゆく。いまメディアで行われているたんなる中国批判や感情的な叩きは、一過性のものに過ぎないでしょうね。

同じ仏教徒として、「叩き」や「批判」ではない、事件の本質を見据える「視野」こそが求められているのではないでしょうか。

この問題に心を痛め、なにか行動を起こしたいと願うもの通し、力を合わせてゆきたいと願っております。

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