2007年10月31日

generals-panties-custom.jpeg 軍事政権による民主化運動への武力制圧が国際的な問題となっているビルマ(ミャンマー)。8月15日から始まったデモは一時、一般市民に各地の僧侶加わり数万人規模にまで膨れあがり、軍事政権はついに武力に訴える事態となったことはすでにご存じかと思います。これまでに数百人が死傷、数千人以上が拘束される自体され、現在も増加中と伝えられています。9月27日には日本人ジャーナリストの長井健司さんが射殺され、日本でも大きな衝撃を与える事態となりました。

 このような事態を引き起こした軍事政権に対する批判の声が巻き起こる中、世界各国の仏教徒から、ビルマの民主化運動に対する支持を呼びかける声があがっています。日本でも僧侶が呼びかけビルマ大使館へ抗議が行われました

 そんななか、隣国タイのビルマ民主化支援団体「Lanna Action for Burma(LAB)」が始めたユニークな抗議行動が話題となっています。「Panty Power Campaign」と名付けられたこの運動が呼びかけるのは、女性のパンツ(パンティ?)に軍事政権の指導者の写真を貼り付けて、ビルマ大使館へ送りつけるというもの。すでに数多くのパンツが各国のビルマ大使館に送られてきているようでうs。

 LABのJackie Pollakさんは英ガーディアン紙にその理由をこのように語っています

「軍事政権のメンバーは女性のパンツ(きれいでも汚れていても)にさわると力が奪われると信じているのです。彼らは残忍ですが、迷信深くもあります。女性の下着や腰布に触れると力が失われてしまうと信じているのです」

 一見おふざけのように感じられるかもしれません、ですが、ここには彼女たちの真剣な想いが込められています。

 「国連や世界各国による非難は軍事政権になんの影響力もありません。これは彼らの急所を探る試みなのです。軍事政権が女性を虐げてきたことはよく知られています。彼らが少数民族を侵略するため女性をレイプしてきたことには多くの証拠があります。この抗議行動は全世界の女性の怒りを表すものなのです」

 多くの犠牲者を出した今回の事件。亡くなられた方々の冥福と、苦しんでいる方々の無事をお祈りいたします。少しでも早くビルマに平和が戻りますように。

■関連URL
「Lanna Action for Burma」
「Panty Power Campaign」
ガーディアン「Activists send female underwear to Burmese embassies」
ダライ・ラマ法王のメッセージ
アーユス仏教国際ネットワーク「ビルマ情勢に対する要請文・支持文」
greenz.jp「ミャンマー(ビルマ)軍事政権にパンティを贈ろう! Panty Power Campaign(パンティパワー・キャンペーン)」
毎日.jp「ミャンマー:在日大使館前で日本人僧侶が抗議の声明」

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yuzuki
ICU卒、青山学院大学院修了のキリスト教系真言宗僧侶。