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2007年10月 アーカイブ

2007年10月31日

generals-panties-custom.jpeg 軍事政権による民主化運動への武力制圧が国際的な問題となっているビルマ(ミャンマー)。8月15日から始まったデモは一時、一般市民に各地の僧侶加わり数万人規模にまで膨れあがり、軍事政権はついに武力に訴える事態となったことはすでにご存じかと思います。これまでに数百人が死傷、数千人以上が拘束される自体され、現在も増加中と伝えられています。9月27日には日本人ジャーナリストの長井健司さんが射殺され、日本でも大きな衝撃を与える事態となりました。

 このような事態を引き起こした軍事政権に対する批判の声が巻き起こる中、世界各国の仏教徒から、ビルマの民主化運動に対する支持を呼びかける声があがっています。日本でも僧侶が呼びかけビルマ大使館へ抗議が行われました

 そんななか、隣国タイのビルマ民主化支援団体「Lanna Action for Burma(LAB)」が始めたユニークな抗議行動が話題となっています。「Panty Power Campaign」と名付けられたこの運動が呼びかけるのは、女性のパンツ(パンティ?)に軍事政権の指導者の写真を貼り付けて、ビルマ大使館へ送りつけるというもの。すでに数多くのパンツが各国のビルマ大使館に送られてきているようでうs。

 LABのJackie Pollakさんは英ガーディアン紙にその理由をこのように語っています

続きを読む "パンティでビルマに自由を! 「パンティパワーキャンペーン」"
2007年10月29日

 『江戸のお寺浮世草子』でおなじみの江戸研究家の安藤優一郎さんが関わられた書籍のご紹介です。
 一冊は、お酒を切り口に日本文化を語った神崎宣武編『乾杯の文化史』(ドメス出版)。安藤さんは、「江戸武家社会の酒礼」として、江戸城内で行われていた酒礼を通して、将軍家の権威の仕組みを解き明かされています。
 もう一冊は、監修手がけられた『カラー版徹底図解 江戸時代 浮世絵・古地図で知る大江戸八百八町』(新星出版社)。豊富な図版を通して、江戸の町並みや生活、事件を様々な角度から紹介されています。まさに江戸の息づかいをリアルに感じられる一冊です。
 この機会にぜひお読み下さい!

■関連URL
安藤優一郎さん公式サイト

2007年10月25日

 彼岸寺設立初期から絵師としてご協力いただいたいる加藤円正さんがコラム装丁に携われた本が出版されています。なんと、どちらも仏教界きっての妖怪好きとして知られる加藤さんが敬愛される、あの京極夏彦先生に関する本です。

 一冊は、別冊宝島『僕たちの好きな京極夏彦 全小説徹底解析編』(宝島社)。京極作品についてイラスト付きのコラムを寄稿されています。

 もう一冊はなんと、京極先生の妖怪研究について書かれた『妖怪の理 妖怪の檻』。加藤さんの妖怪版画が装丁に数点使われています。ちなみに加藤さんの版画は雑誌『怪』が主催する怪大賞にて京極賞を受賞されております。

 これを機会にぜひ加藤さんの作品に触れてみていただければ幸いです。

■関連URL
風眠庵:加藤円正さん公式サイト
風眠庵 - 活動情報:ご紹介した二冊などの情報。

2007年10月24日

 NHK総合で毎週金曜日22時から放送の「プレミアム10」にて、今週は「菅野美穂 インド・ヨガ 聖地への旅」が放送されます。日本でもすっかりおなじみとなった「ヨガ」。ヨガ歴1年の菅野美穂さんが、ガンジス川を遡るヨガ巡礼に旅立たれるとのこと。
 個人的には菅野美穂さんが今年で三十というのに驚きました…。『働きマン』にお坊さんが出る日はくるか!?

■NHK総合『プレミアム10』菅野美穂 インド・ヨガ 聖地への旅」
□日時:2007年10月26日(金)22:00~23:30
□チャンネル:NHK総合
□内容:

「今年、30代を迎える女優・菅野美穂。忙しい仕事の合間に努力して時間を作り出し、本格的にヨガを始めて1年が経つ。 身体は柔軟性を増し、無理に思えた難しいポーズもできるようになった今、最大の関心は本場インドで「本物のヨガを体験したい」ということ。
「忘れている何か……失われている何か」を見つけられる?精神の美しさが自然と表れ出るようなヨガ。それは、どんな体験なの?
3年前に初めてインドを訪れた時に見たガンジス川をさかのぼり、聖なる巡礼地をめざす。 インドの人々との出会いを楽しみ、ココロとカラダにしみわたるようなヨガの魅力を探し出すヨガ紀行。」公式サイトより。

プレミアム10公式サイト

2007年10月24日

 MSN産経ニュースによれば曹洞宗の開祖・道元禅師の生涯を描いた立松和平さんの小説、『道元禅師(上・下)』(東京書籍)が泉鏡花文学賞を受賞されました。11月7日には、金沢市文化ホールにて授賞式が催されるそうです。

 9年間に渡る長期連載とあって、上下巻で1120ページにも及ぶ超長編小説。読書の秋に挑戦されてはいかがでしょうか。

■関連ページ
「作家・立松和平さんが語る曹洞宗の開祖・道元禅師の教え」:道元禅師は「修行の場お寺」だけでなく「家庭の台所にも、職場にも、どこにでもある」!

立松和平氏インタビュー 道元禅師の生涯を描く 『道元禅師(上・下)』(東京書籍)刊行を機に(週刊読書人):完成までにこんなにご苦労なさったとは…。

「禅のお話~わたしの道元さま~」(曹洞宗近畿管区教化センター):連載途中に書かれた歌舞伎『道元の月』上演に当たっての講演。

2007年10月22日

 来てますね。ついに、来ました。そうですPerfumeです。Capsuleの中田ヤスタカがプロデュースするハイクオリティー&ハイセンス?な音楽で大ヒット中の三人組アイドルユニット「Perfume」。

 公共広告機構(AC)のリサイクルをテーマにしたCMが有名ですが、なんとテレビ東京の音楽バラエティ「NEO WAVE」にて、「癒し」をテーマに仏教的要素を取り入れたアレンジ曲を発表されました。

 登場するのは、以前9.11後グラウンドゼロで祈祷するために世界三大荒行の一つに数えられる「日蓮宗大荒行堂」に入行された井上実直さん。井上さんのお寺を訪れたPerfumeがアレンジャーの寺田創一さんとともに、ケイス(ゴーンと鳴らすあれ)や和太鼓などの音をサンプリング。さらに自然の癒し音とともにリミックスしています。

 師も走り回すほど忙しい師走を控えて、心を亡くされてらっしゃる方。ぜひこの「エレクトロワールド 癒しVersion」を聞いて、癒されてください…。

■関連URL
Perfume:公式サイト
Perfume AC CM:ACのCMが観れます。
Far East Recording:公式サイト。mp3ダウンロードもできます。
「"perfume"テレビ東京"NEO WAVE"企画最終報告書」:番組の動画が観れます。
Fragment:井上実直さん主演のドキュメンタリー。

2007年10月19日

 明日10月20日(土)に東京・築地本願寺にて、11月23日(金)に滋賀県大津市の浄宗寺にて、浄土真宗の伝統的説法である「節談説教(ふしだんせっきょう」を行う『節談説教を聞く会』が開催される。

 節談説教とは「言葉に抑揚をつけ、涙と笑いをない交ぜにし、とうとうと弁じ立て、本堂を埋めた聴衆を陶酔させ、感動させ」る浄土真宗独特の説法スタイルです(「佛教大学名誉教授・仏教芸能研究家の 関山和夫氏に聞く」より)。江戸時代から明治期まで広く行われていたが、浄土真宗の近代化政策により徐々に廃れ、今やほとんどその伝統を受け継ぐ人もいなくなってしまいました。

 ところが、説法で論理や知識ばかりが語られ人の心を動かすことが少ない現代にあって、徐々に節談説教の心を揺さぶる力が見直されてきました。今年7月3日に築地本願寺で「節談説教研究会」の結成記念として開催された「節談説教布教大会」では2500人を超す聴衆が訪れ予定していた2会場に入りきらず、急遽モニター中継の会場を新たに設けることになるなど、大成功を収めました。

 今回は開催される『節談説教を聞く会』では、東京と関西の2会場で開催することになり、地方からも参加がしやすくなりそう。貴重なこの機会にぜひ、訪れてはいかがでしょうか。

■『節談説教を聞く会』東京地域
□日時:2007年10月20日(土)18:00-20:00
□場所:築地本願寺聞法ホール
□講師:谷口璽照、府越義博、他
□お問い合わせ:節談説教研究会事務局(042-666-6038)

■『節談説教を聞く会』関西地域
□日時:2007年11月23日(金)19:00-21:00
□場所:大津市御幸町(JR大津駅徒歩5分) 浄宗寺
□講師:広陵兼純、府越義博
□お問い合わせ:浄宗寺(077-522-2273)

■関連URL
節談説教研究会:開催についての詳細はこちら
「佛教大学名誉教授・仏教芸能研究家の 関山和夫氏に聞く」:節談説教とはなにか?
真宗の「節談説教」、復活の兆し=田原由紀雄(大阪学芸部):「節談説教布教大会」の記事
浄信寺報恩講記録:節談説教の動画

2007年10月19日

 9月21日に築地本願寺の境内に新しくオープンした雑誌ソトコトプロデュースのロハスカフェ「カフェ・ド・シンラン」。だいぶ遅くなってしまいましたが、前回の記事に引き続き「カフェ・ド・シンラン」のレポートをお送りいたします。「カフェ」というスタイルに込められた親鸞聖人の教えと築地本願寺の願いについて、本願寺職員の方にお話をうかがって参りました。

*****

---カフェ・ド・シンランのコピーに、「仏の教えはロハスだ」というのがありますが、「仏の教え」と「ロハス」の関係についてお教え下さい。

 親鸞聖人の教えというのは「罪悪性の自覚」や「欲望は断ち切れない」ということがすごく大きな意味を持っています。「信心による救い」と「罪悪性の自覚」が表裏一体になっているんですね。

 ロハスという考え方も色々な言われ方をしますが、基本的に人間の欲望を否定するのではなくて、それを受け止めて良い方にもっていこうよ、ちょっと方向変えてみようよという、人間という存在をよくを知った上での智慧だと思うんです。

 そこがすごく浄土真宗が言う「悪人の自覚」ということ。そして、そのうえで自分の欲望とどう折り合いをつけるかという、「たしなみの生活」に繋がってくるんだと思います。念仏の行者というのは、自分の罪悪性を自覚するゆえに救いがあるんです。それと「もったいない」ということ。自分みたいな存在が救われていくことがもったいない。そういう意味で、ロハスと親鸞聖人の教えはどこかつながっていくんじゃないかと思っていました。

 この親鸞聖人の教えとロハスのつながりに関しては、このカフェをきっかけにソトコトさんに記事を載せていただけることになっています。カフェ・ド・シンランという名前から、そもそも親鸞聖人とはどんな方なのかについて取り上げることになっていて、「仏教×ロハス 親鸞聖人の教え」と題して10月5日発売のソトコト101号から4回連続で掲載していただくことになっています。

続きを読む "仏教がロハスな理由、カフェ・ド・シンランに込めた想い"
2007年10月13日

 彼岸寺の人気仏像コラム「いっきゅーやっこの仏像ア・ラ・モード」でおなじみの仏像ガールいっきゅーさんが、10月27日(土)に開催されるつきじYBA(仏教青年会)の公開講座に出演いたします!

 会場となるのは、築地本願寺の境内にオープンした雑誌ソトコトがプロデュースしたロハスカフェ「カフェ・ド・シンラン」。「他力本願で行こう!2007」でも好評のポップでわかりやすい仏像トークを、カフェ・ド・シンランの厳選されたお茶とスイーツとともにお楽しみください!



■つきじYBA公開講座「いっきゅー 仏像トーク@カフェ・ド・シンラン」
□日時:2007年10月27日(土)15:00~16:15
□場所:カフェ・ド・シンラン(築地本願寺内 日比谷線築地駅徒歩1分)
□参加費:1000円(ドリンク+スイーツ付き)
□定員:先着40名
□申込:担当までメールにて、「代表者さまのお名前」「お電話番号」「枚数(参加希望人数)」をお書きの上お申し込み下さい。その際には、「彼岸寺を見ました」とお書き下さいますようお願い申し上げます。宛先は「築地本願寺 伝導学事部YBA事務局 担当:石川」(ishikawa@tsukijihongwanji.jp)です。

お申込みはこちらから!

■関連サイト
仏像ガール
つきじYBA
カフェ・ド・シンラン
築地本願寺

■Photo by しんしん

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