2007年7月 7日

 1995年9月21日早朝。場所はインド・ニューデリーのあるヒンズー教寺院で、全世界を駆けめぐったある「奇跡」が起こりました。この事件を取り上げたウェブサイトにはこのように伝えられています。

 まだ夜も明けきらない暗闇に包まれたこの寺院に、突然一人の男がやってきたそうです。大慌てのその男は、突然のことに戸惑いを隠せない僧侶に奇妙なお願いをしたのです。

 「いますぐ、ガネーシャ様にミルクをお供えさせて欲しい」と。

 男は僧侶に、昨晩見た夢について語り始めました。いつものように仕事を終え床につくと夢にヒンズー教の象の頭を持つ神様であるガネーシャが現れ、男にミルクを所望したというのです。

 疑わしく思いながらも男の勢いに負けた僧侶の目の前で、男はお寺に祭られたガネーシャ像の口へとミルクをすくったスプーンを近づけていった。驚いたことに、まるで神像が飲んでいるかのように、ミルクはスプーンからあっという間に消えていったのでした。

 数時間のうちにこの「奇跡」の知らせを受けたニューデリーの人々は、我先にミルクを買い求めこの寺院を訪れたそうです。多くのメディアが見つめる中、人々が捧げたミルクは、あの男のときと同じようにガネーシャ像の口へと消えていきました。

 さらに驚くべきことに、この「奇跡」は午前中には北インド全域の寺院に祭られたガネーシャ、シヴァ神像などにも起こり、お昼頃にはイギリス、カナダ、ドバイ、ネパールでも同じ現象が起こったと伝えられています。そして、わずか24時間後、その始まり同様になんの前触れもなくこの「奇跡」は、突然終わりを迎えたのでした。

 この「奇跡」の原因を探ろうと多くの科学者が神像を調べたそうです。たんなる毛細管現象と結論づけた学者もいれば、ミルク以外飲むことがなかったことからこれは奇跡以外のなにものでもないと考えるものもいました。

 「奇跡」を信じるもの、信じないもの。多くの議論を呼んだこの現象ははなぜ起きたのか? ぜひあなたの眼で確かめてみてください。

■関連URL
Milk Miracle.com

Hindu milk miracle - Wikipedia

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