星覚です。
いつも素敵なご縁に恵まれて本当に僕は幸せだな・・・と想うと同時にもっともっと幸せになる為にはもっとお金も稼がなきゃな・・・なんて想うことも正直あります。
ロシアの寓話作家のクルイロフが書いた「あわれな金持ち」という寓話を紹介します。
貧乏人がいました。
彼は金持ちを軽蔑していました。
すると、そこに悪魔が出てきて貧乏人に言いました。
「お前に魔法の財布をやる。この財布の中に一枚の金貨が入っている。この財布は一枚の金貨を取り出すとすぐにもう一枚の金貨が出てくる。つまりこの魔法の財布からはお前が望むだけの金貨が取り出せるのだ」
貧乏人は悪魔からその財布をうけとりました。
そこで悪魔はにやりと笑っていいました。
「だが、これだけは心得ておきなさい。お前がこの財布を川に捨てるまでは、金貨は一枚たりとも使えないことをな」
さて、貧乏人はすぐに財布から金貨を取り出し始めました。本当にいくらでも金貨がでてきます。
「よし、今日一日この財布から山のように金貨をとりだすぞ。そして明日財布を川に捨てて好きなだけ金を使うぞ」
そういいながら必死に金を取り出しました。
次の日の朝になりました。すると急に彼の気が変わります。
「もう一日だけ金貨をだそう、それからでも遅くはあるまい」
さてその翌日。
「まてまて、もう一日だけ」
家にお金がないのでパンを買うこともできない貧乏人は衰弱しながら執念で金貨を取り出し続けました。
そしてちょうど900万枚目を取り出した瞬間に、男は死んでしまいました。
この話を、そんな馬鹿なことするわけない・・・とハハーンッて単純に笑い飛ばせないような気がするんです・・・
現代を生きる雲水とは。
