2010年3月 2日

日本に住んでいるときには、ときに日本製のものは面白みがないなぁなどと思うことがありましたが、インドにいると「面白みがない=使用時にストレスがない」ということの素晴らしさを改めて感じさせられます。インドの家電(インド製に限らない)は細かいところの作りがどうも大雑把で、小回りがきかないのです。たとえばテレビは、ボリュームを1にすると音が小さすぎるけど、2に上げた途端にうるさいくらいの音量になったりします。「微妙な調整」というのがききません。

こちらでは「Made in Japan」はひとつのブランドといえるほど、高品質の代名詞のように捉えられています。ただ、値段が高いが故に韓国などの製品に大きくシェアを奪われていますが、日本製は中間層向けの戦略をしっかりたてれば、これから十分にインド市場でも勝負できると思います。インド人の経済力がますます高まり、日本製品がインド向けに上手に調整されるようになれば、接点は生まれるはずです。

最近のトヨタのニュースなど見てると、日本人としてというより、インド人的な感覚として、「日本のクルマがそんなに壊れやすいわけないじゃないか!」という気持ちになってきます。こちらのユーザーはファッションではなく実用で厳しくモノを見ますので、日本の自動車がここでこれだけ広く受け入れられている(そして米国車はほとんど見かけない)現状の持つ意味は小さくないと思います。(松本)

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彼岸寺周辺で起こっているさまざまな出来事を、彼岸寺の僧侶たちが輪番としてみなさんにご紹介します。
松本 紹圭(まつもと しょうけい)
神谷町光明寺、衆徒。浄土真宗本願寺派布教使。1979年、北海道生まれ。東京大学文学部哲学科卒業。光明寺仏教青年会代表として、お寺の音楽会「誰そ彼」や、お寺カフェ「神谷町オープンテラス」を企画し、2008年には財団法人全国青少年教化協議会より第32回正力松太郎賞青年奨励賞受賞。 現在、超宗派仏教徒によるインターネット寺院「彼岸寺」の運営に携わる。著書に『おぼうさん、はじめました。』(ダイヤモンド社/2005年12月刊行)。インド留学に付き、お休み中。Twitter
松下弓月(まつした ゆづき)
福生山宝善院 副住職。1980年生まれ。国際基督教大学(ICU)教養学部人文科学科卒業(学士)、青山学院大学大学院英米文学専攻卒業(修士)。東寺伝法学院にて加行・濯頂。TwitterFacebook
青江 覚峰(あおえ かくほう)
浄土真宗東本願寺派緑泉寺 副住職。1977年東京生まれ。カリフォルニア州立大学よりMBA取得。超宗派の僧侶達が集うウェブサイト「彼岸寺」を運営。料理僧として料理、食育に取り組む。お寺発のブラインドレストラン「暗闇ごはん」を主催。Twitter
樋口星覚(ひぐち せいがく)
雲水。1981年生まれ。慶応義塾大学法学部政治学科卒業後、大本山永平寺にて修行を積む。シンガポールに生まれ、イギリス、ポーランド、鳥取県で少年時代を過ごす。ウェブカフェ、雲水喫茶(http://www.unsui.net)のマスター。Twitter