2009年6月 2日

 同じ料理をするものとして僕がいつも心待ちにしている「禅僧の台所」が更新されました。今回は「そら豆の寒天寄せ」ということですが、文章よりもまず写真を見てください。うっとりするような美しさですね。日本の料理は春夏秋冬に合わせて夏は涼しげに寒天などで透明感を出したり、冬は素焼きの器を使い暖かみを出したりと、いろいろな感覚に訴えかけることに本当に心を打たれます。

 また、「特に、サヤの内側のヌルヌルした部分は絶品です!!」とあるところが何とも心憎いです。普段捨てるようなところに焦点を当てるのは「もったいない」という精神かもしれませんが、そこを「絶品」のレベルまで押し上げていくところに食材に対しての底なしの慈しみを感じます。

 ちょうど今が旬のそら豆。僕も近いうちにチャレンジしてみます。皆さんも足しに作ってみたという方は是非感想などをお寄せください。(青江覚峰)

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.higan.net/apps/mt-tb.cgi/3147

コメント (2)

角家:

「そら豆」美味しいですね、角家ではさやごと丸焼きにして塩で食べていただいてました、「寒天よせ」美味しそうですね見た目にも美しい、この寒天よせをつくる時寒天にゼラチンを少し混ぜてみてください、なんとも言えぬ食感になりまする。なんとも言えぬ美しさといえば、阿修羅を見てまいりました、タイムスリップできるなら当時にもどって見てみたいものです、朱色金箔藍色、今ではもう指先を触れただけで崩れてしまいそうな状態ですが、当時はきれいだったでしょうね、長くなりますのでこのへんで、ごきげんよう。

KAKU:

角家様

そら豆、本当に美味しいです。僕も大好きな食材の一つで、初夏には欠かせない食材です。

>この寒天よせをつくる時寒天にゼラチンを少し混ぜてみてください、なんとも言えぬ食感になりまする。

いいですね!是非やってみます。
寒天とゼラチンを混ぜることはまだしたことがないので、これは応用が利きそうです。ありがとうございます。

個人的にはゼラチンの方が使い勝手がよく(堅さの調節がしやすいため)よく使うのですが、精進料理としては使えない食材なのが(動物性のため)辛いところです。

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)


彼岸寺周辺で起こっているさまざまな出来事を、彼岸寺の僧侶たちが輪番としてみなさんにご紹介します。
松本 紹圭(まつもと しょうけい)
神谷町光明寺、衆徒。浄土真宗本願寺派布教使。1979年、北海道生まれ。東京大学文学部哲学科卒業。光明寺仏教青年会代表として、お寺の音楽会「誰そ彼」や、お寺カフェ「神谷町オープンテラス」を企画し、2008年には財団法人全国青少年教化協議会より第32回正力松太郎賞青年奨励賞受賞。 現在、超宗派仏教徒によるインターネット寺院「彼岸寺」の運営に携わる。著書に『おぼうさん、はじめました。』(ダイヤモンド社/2005年12月刊行)。インド留学に付き、お休み中。Twitter
松下弓月(まつした ゆづき)
福生山宝善院 副住職。1980年生まれ。国際基督教大学(ICU)教養学部人文科学科卒業(学士)、青山学院大学大学院英米文学専攻卒業(修士)。東寺伝法学院にて加行・濯頂。TwitterFacebook
青江 覚峰(あおえ かくほう)
浄土真宗東本願寺派緑泉寺 副住職。1977年東京生まれ。カリフォルニア州立大学よりMBA取得。超宗派の僧侶達が集うウェブサイト「彼岸寺」を運営。料理僧として料理、食育に取り組む。お寺発のブラインドレストラン「暗闇ごはん」を主催。Twitter
樋口星覚(ひぐち せいがく)
雲水。1981年生まれ。慶応義塾大学法学部政治学科卒業後、大本山永平寺にて修行を積む。シンガポールに生まれ、イギリス、ポーランド、鳥取県で少年時代を過ごす。ウェブカフェ、雲水喫茶(http://www.unsui.net)のマスター。Twitter