北海道のあちこちで、もし北海道新幹線が開通したら東京ー札幌間が4時間弱で移動できるという広告が出ています。もともと新千歳空港ー羽田空港のフライト時間は1時間15分くらいですので、空港での待ち時間や乗り継ぎ電車での移動時間なども含めても東京駅付近から札幌駅付近までは4時間程度だから、もしも北海道新幹線ができたところで飛行機で移動するのと時間的には大差ないわけです。
しかし、それでも北海道新幹線を実現する意味は何か。私が思うに、それは「陸続きで4時間」ということではないでしょうか。飛行機で行くなら、それこそ博多からは東京より韓国のほうがよっぽど近いわけですが、それでもやはり博多ー東京の距離の近さを演出しているのは、陸続きで行ける新幹線というのが大きいのではないかと思います。
実際の距離は変わらなくても、心理的距離が変化することで、実社会に影響を及ぼすこともありますよね。