ぼくはお坊さんになってから、仏教関係のいろんな媒体で「編集」という作業に関わっています。自分で原稿を書くこともありますが、主には他人の作成した文章や写真を編集し、読み物として整えていく作業です。
この彼岸寺でも例外ではなく、著者が直接にブログに書き込むものは別として、もらった原稿を編集してブログというメディアで読みやすいように工夫する作業があるんです。著者が一生懸命に書いた文章を受けて、いかに読者に面白く興味を持ってもらえるように魅せるか。編集者の腕の見せ所です。
考えてみれば、「文章を書く」という行為にしても、既存の言葉を組み合わせて新しい価値を生み出すという意味では、編集作業のひとつと捉えることもできます。そして、その言葉の組み合わせが持つ価値を、どのように最大化(場合によっては最大化以上)していくか工夫をする編集作業は、文章を書くのと同じくらいクリエイティブな作業だと思います。