島田裕巳さんの「平成宗教20年史」を読んでいます。
昭和55年生まれの私は平成元年にはまだ9歳でしたので、当時のことは朧げにしか覚えていませんが、平成初期はオウム真理教が選挙に出馬したり朝まで生テレビで幸福の科学と激論を繰り広げるなど、今では想像もつかないほどの宗教的熱気に日本中が包まれていた時代であったようです。
つい先日幸福の科学が政治に進出するとして幸福実現党の結党が発表されましたが、わずか十数年の間にも歴史がふたたび巡ってきたかのような気持ちになりました。
こうした新興宗教による政治進出を目の当たりにすると挙がる政教分離違反ではないかという声には先日松本が答えていましたが、信仰が異なれば目指す社会の形が異なって当たり前です。
日本も現在は政教分離を謳う憲法を持っていますが、国民の合意が異なる社会のあり方を選択することもありることです。
政治家が自らの信仰を公にすることの少ない日本ですが間近に迫っているとも伝えられる総選挙では、信仰に基づいて社会のあり方を選択することも大切なことと言えるのではないでしょうか。