2010年3月11日

先日、インドから松本が一時帰国中するのにあわせて、彼岸寺輪番の四人(KAKU星覚)で集まって今後の運営方針について話し合いをしてきました。このところそれぞれ忙しくなかなか集まる機会がなかったこともあり、たっぷり5時間は話しました。

2004年にはじまった彼岸寺も、今年で6年になります。最初は松本の個人的なブログとしてはじまりましたが、少しずつ協力していただける方も増えて今のような形になってきました。あらためてこれまでの軌跡と現状を振り返り、今後はどうしていくべきなのか。4人でじっくりと話し合いをしたところ、どうやらおぼろげながら進むべき道が見えてきたようです。

仏教という価値観を共有し、ともに学びともに実践する人が集まる場。そんなふうに彼岸寺をしていけたらと思っています。いくつかおもしろい企画も動いておりますので、今後の彼岸寺にもどうぞご期待下さい。

2010年3月 7日

今、札幌に来ています。気温はマイナス、雪が降ってます。気温35度のインドとのギャップが大きすぎて身体を壊しそうですが、一週間ほどの日本滞在、元気にやっていこうと思います。

さて来週、歌と法話のコラボイベント「うたかたり」『拝、ボーズ!!』の天野こうゆうさんとフォークシンガーの小林啓子さんが歌と法話でコラボするイベント、「うたかたり」が東京・神奈川で3月12~14日に鎌倉、六本木など計4カ所で開催されます。

彼岸寺の松下のお寺でも、「うたかたり in 宝善院」として、3/13(土)13:00~平塚にてライブが開催される予定です。どうぞ皆さん、お誘い合わせのうえご参加ください。

詳しくは、こちらをどうぞご覧ください。(松本)

2010年3月 5日

郵便局に行ってきました。前回、日本からの段ボール箱が見るも無惨な姿で届いたので覚悟していましたが、今回は意外にも箱のかたちのままで届いたので一安心。ブログ用に郵便局内の写真を撮ろうと思ってカメラを構えると、「ちょっと待て」と言われ、撮影禁止かと思ったら、「今ボスも呼んでくるから、みんなで整列した写真を撮ってくれ」ということに。職員の皆が仕事を一時中断しての、ちょっとした撮影会になってしまいました。写真はいずれブログにアップします。

いつも不思議なのですが、インドでは郵便局や銀行のようなところでも、職員にお金を支払うと畳んでそのままポケットにしまってしまうし、おつりをもらうときはあちこちのポケットを探してお金をかき集めてくることです。「財布を持つ」「共通のレジを持つ」という習慣があまりないのでしょうか。今日は、担当してくれた職員のポケットにおつりの5ルピー(10円)がないということで、隣の職員もポケットをごそごそし、それでも足りないのでみんながごそごそし始めて、結局みんなから1ルピーずつ集めて5ルピーのおつりを受け取りました。

どう見ても正確な勘定をしてなさそうなのですが、後で困らないんですかね。色んなやり方があるものです。(松本)

2010年3月 3日

オフショア開発とは、システムを作る会社が海外の企業や子会社に仕事をアウトソーシングしてシステム開発を進めることだそうですが、インドはその請負先として世界のオフショア開発の中心的な役割を担うまでになりました。

ふつう、時差があるのは仕事をする上でマイナスですが、シリコンバレーと13時間ほどの時差があるインドは、ちょうど米国の企業が仕事を終えるときに発注をしておくと、翌朝には納品されているという点が便利でもあるとか。

"寺内オフショア"というわけではないですが、私も東京のお寺とメールで原稿のやりとりをしながら、先月末に寺報(お寺の新聞)を完成させました。編集作業はすべてインドで自分のPC上で済ませ、完成データをサーバにアップロードして東京の印刷所に入稿すれば、4〜5日で完成品がお寺に納品されます。どこにいても距離を感じない時代になりました。(松本)

2010年3月 2日

日本に住んでいるときには、ときに日本製のものは面白みがないなぁなどと思うことがありましたが、インドにいると「面白みがない=使用時にストレスがない」ということの素晴らしさを改めて感じさせられます。インドの家電(インド製に限らない)は細かいところの作りがどうも大雑把で、小回りがきかないのです。たとえばテレビは、ボリュームを1にすると音が小さすぎるけど、2に上げた途端にうるさいくらいの音量になったりします。「微妙な調整」というのがききません。

こちらでは「Made in Japan」はひとつのブランドといえるほど、高品質の代名詞のように捉えられています。ただ、値段が高いが故に韓国などの製品に大きくシェアを奪われていますが、日本製は中間層向けの戦略をしっかりたてれば、これから十分にインド市場でも勝負できると思います。インド人の経済力がますます高まり、日本製品がインド向けに上手に調整されるようになれば、接点は生まれるはずです。

最近のトヨタのニュースなど見てると、日本人としてというより、インド人的な感覚として、「日本のクルマがそんなに壊れやすいわけないじゃないか!」という気持ちになってきます。こちらのユーザーはファッションではなく実用で厳しくモノを見ますので、日本の自動車がここでこれだけ広く受け入れられている(そして米国車はほとんど見かけない)現状の持つ意味は小さくないと思います。(松本)

2010年3月 1日

バンクーバー冬季オリンピックが今日、閉幕を迎えるそうですね。日本のニュースサイトを見るとけっこうオリンピックの話題で盛り上がっているようですが、インドではまったくといっていいほどオリンピックが注目されておらず、この季節でもスポーツの話題といえばクリケット(インドでは国民的な人気のスポーツ)のプロ選手がスポーツ欄の一面を飾っています。インドはもちろん、メダル獲得なしです。

オリンピックといえば、そのシーズンにテレビで放映される各種の競技をたまたま目にしたときに楽しむ程度だった私ですので、今回は期間なかばを過ぎてから今開催されていることを知りました。しかもこちらはすでに暑い夏なので、てっきり夏季オリンピックかと思い込んでました。氷上でがんばっている日本選手の皆さん、応援してなくてすみません。

こちらでは格闘技が人気なようで、お坊さんというと「少林寺みたいにクンフーできるのか」と聞かれたりします。KARATEもかなりポピュラーになってきていますので、日印のスポーツ交流はその辺から始めてみるのが良さそうです。(松本)

2010年2月26日

 朝から晩まで面白い人とたくさんあった一日を終えた。自分の顔と名前で仕事をしている人はみな独特の自信と勢いを持っていて刺激を受けます。

 彼岸寺で行った「豆経本ワークショップ」の講師である蔦屋さんは「猫毛フェルトの本」を出しております。自分の買っている猫の毛を使ってちょっとしたアクセサリーをつくれると言う、なんとも楽しげな本です。現在猫毛フェルトで作った指人形を使う指人形劇も開催中とのこと。


「我々僧侶は煩悩の海の波を仏陀と言うボードに乗るサーファーだ」と軽快な口調で話したのは柿沼忍昭さん。何年も前からお会いしたかったのですが、なかなか機会がなく、やっとお会いできました。柿沼さんは現在築地の「うおがし銘茶」にて個展をやっていらっしゃいます。こちらの「うおがし銘茶」のお茶は大変美味しく、暗闇ごはんや神谷町オープンテラスもこちらのお茶を使わせていただいております。(青江)

2010年2月25日

 年を感じる瞬間があります。
 毎年、年を重ねるごとに筋肉痛が治りにくくなったり、風が長引いたりしておりましたが、それでも目に見える形で身体の衰えを感じると「あぁ、年をとった」と心底感じます。

 毎年、冬場にお湯で洗い物をしても、洗剤を使っても手があれることはありませんでした。もともと脂性なこともあり、ハンドクリームの類を使ったことなくここまできていたので、手が乾燥し、アカギレができたときは少なからずショックを感じましたが、それ以上に自分の手の感覚がこんなに変わるものかと言うことに楽しさを感じます。

 常につっぱているような感じで、指先にしわがよっています。
 指の節はもれなくぱっくり。痛みを感じます。

 子供の頃歯が抜けたとき、自分の体なのに自分の体ではないような。あんな感覚に近いものですね。アカギレで童心に帰れるとは思いませんでした。(青江)

2010年2月22日

ダダ漏れ坊主第1段「こんなお寺あったらいいんじゃないか会議」が開催中です。
http://www.ustream.tv/channel/think-otera

彼岸寺からは松下弓月。そもさん、せっぱのケンユウさん。坊主めくりの杉本さんが参加しております。

2010年2月22日

 お祭り好きで縁起をかつぐのが好きな江戸っ子としては、数が並ぶと縁起がいいとなんとなく感じてしまいます。もちろん実際は縁起の良し悪しがあるわけではないのですが、めったに無いことであるが故に有り難く、ご利益を感じてしまうのは日本人の性なのでしょうか。

 さて、今日は平成22年2月22日。2が5つも並んでおります。それに加え、今夜22時22分は、2が9つも並ぶわけですし、特別に感じる人は大変多いのではないでしょうか。

 軽く検索をしてみると、各地でたくさん記念イベントが行われているようです。これによって特需を受ける業種もあるでしょうし、あながち縁起が良いといわれるのは的外れでもないような気がします。もっとも、その影にある22時21分も22時23分も一瞬しかない特別な時間にはかわりないんですよね。(青江)

彼岸寺周辺で起こっているさまざまな出来事を、彼岸寺の僧侶たちが輪番としてみなさんにご紹介します。
松本 紹圭(まつもと しょうけい)
神谷町光明寺、衆徒。浄土真宗本願寺派布教使。1979年、北海道生まれ。東京大学文学部哲学科卒業。光明寺仏教青年会代表として、お寺の音楽会「誰そ彼」や、お寺カフェ「神谷町オープンテラス」を企画し、2008年には財団法人全国青少年教化協議会より第32回正力松太郎賞青年奨励賞受賞。 現在、超宗派仏教徒によるインターネット寺院「彼岸寺」の運営に携わる。著書に『おぼうさん、はじめました。』(ダイヤモンド社/2005年12月刊行)。
松下弓月(まつした ゆづき)
福生山宝善院 副住職。1980年生まれ。国際基督教大学(ICU)教養学部人文科学科卒業(学士)、青山学院大学大学院英米文学専攻卒業(修士)。東寺伝法学院にて加行・濯頂。TwitterFacebook
青江 覚峰(あおえ かくほう)
浄土真宗東本願寺派緑泉寺 副住職。1977年東京生まれ。カリフォルニア州立大学よりMBA取得。超宗派の僧侶達が集うウェブサイト「彼岸寺」を運営。料理僧として料理、食育に取り組む。お寺発のブラインドレストラン「暗闇ごはん」を主催。