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2005年8月31日

夏休みの終わりのような

8月31日(水) 晴 店長、さいとう

8/31と聞くと夏休みの最終日を思い出すが、
今の小学生は29日から二学期が始まっているらしい。

マガジンラックを整理。大量にあふれていた古い本を間引き、平置きをしてみた。少しでも手にとりやすくありますように。

12時に大変な数のお客様が訪れる。一気に満席。
予備の椅子をたくさん取り出し、テラスの手すりにグラスを置き、とイレギュラーな対応。どんなときも姿勢を乱さず呼吸を整えていたいのだけれど、気が急くとなかなかそうはいかない。

時間を外してお越しになった方と「いかに道に迷うか」「いかに人の名前を覚えられないか」ということについて意気投合。接客業として、そんなことでいいのだろうか。

2005年8月30日

こまったときすずをならす

8月30日(火) 晴 店長、まつけい

陽光は強いが空気は徐々に秋に向かっている。

お寺の方から軽くて見栄えのよい木の箱をもらった。
紙やすりをかけて角を落とし、グラスの返却台として生まれ変わらせる。あるものを使っていこう、ということである。なるべく捨てない、ということでもある。

キッチンでわらびもちを作っているとりんりんとハンドベルの音がして、お客様がやってくるのが分かる。本日はよく鈴の音を聞いて、どうしたことかと思ったら。
小学生になるお寺のお子さんが無邪気に振っていたのだった。そして、子供の字でカウンターにメモが。
「こまったとき すずをならす」

微笑ましく、りんりん。

2005年8月29日

ライフプランニング

8月29日(月) 晴 店長

真夏日。お客様沢山で具沢山な一日。

朝:東京駅でKAKUさんから今日の分のわらびもちを受け取る。料理人が我が子のように手をかけたお菓子、給仕役が我が子のように大切に運ぶ。

昼:取材。店長としてはじめてマイクを向けられる。お寺について「一歩退いた立場から物を見る大切さ」という点からコメントをするが、もう少し分かりやすい切り口から発言するのもありかもしれない。

午後:保険関連のお客様。死を想う場所のお寺にいてはじめて、自分が死んだ後に具体的に残すものについて思いを馳せる。

2005年8月26日

おそれいります

8月26日(金) 晴 店長、さいとう

台風一過。
嫌煙権とゴミの分別について考えさせられる。
今までのお寺だったら多分考えなかった問題である。
この場所を気持ちよく利用するために誰もが自然に譲り合うことがきっと必要で、気持ちよく使っていただけるようなシステムも開発しないといけない。

KAKUさんよりわらびもち盛りつけの特訓を受ける。
魅惑的で食欲をそそる給仕のやりかたを覚えた。

カフェタイム終了間際手強いお客様ご来店。わらびもちの成分をずばりと当て、景観について確かな意見を述べる。「フリスクって本名?あなた外人さん?」閉店後も咲き誇る世間話の輪。

2005年8月23日

ツナガルソクド

8月23日(火) 雨/曇 店長、KAKU

KAKUさんのわらびもちはうまい。
吟味した材料と綿密な手作業と料理人の感覚で練り上げたもちは、石臼挽きのきなこや煮詰めて作った蜜とあいまってたいへんにうまい。
で、KAKUさん本人の実感がこもった料理の話がまたうまい。何を話しても聴かせる人だが、料理の話をする時は背中から後光が差す。

雨がちな閉店間際、お客様あり。KAKUさんと料理や経営の話でがっぷり四つに組む。お寺の話で盛りあがる。

急速に親交を深めていく二人の会話は熱くたぎり、店長はお盆を持ったままその場を離れられずにいる。

2005年8月19日

コーヒーを入れたから少し話そうよ

8月19日(金) 晴 店長

強風のオープンテラス。
この風はどこから来たのだろうと考えてみる。

寺の梅の実を揺らす風と外のオフィス街を吹く風。その風は、同じものなのだろうか。開放空間でありながら、ここは外とはまるで違う。墓があるし緑があるし。

幸いなことに、近隣から、時には遠くから、たくさんの方が足を運んで下さる。毎日どんな仕事をしているのだろう。何に喜び何に悲しむのだろう。お飲み物をお出しするだけでは分からないことが幾らでもある。

何でも気軽に話しかけてくれると嬉しい。入口付近にコミュニケーションノートがあるので、そこにでも何か残してくれると嬉しい。通り過ぎる人たちに何かを残せる場でありたい。

ぐらりときたら

8月16日(火) 雨 店長、KAKU

お盆休み明け、久しぶりのテラスは雨。
音楽もなく人も少ない静かな昼の神谷町。
地震。

店長は給仕に歩いていたのでそれほど揺れを
感じなかったが、座っていたお客様の反応からかなりのものだと分かる。

人も食器も火元も無事で、まずは胸を撫で下ろす。
晴れ間の出た午後、蚊取り線香の煙が流れる。

2005年8月18日

おもてなし

8月18日(木) 晴 店長、K&M

KAKUさんとミチコさんの入った三人テラス。
夫婦二人の動きや声の出し方に目を見張る。
空間に引き締まりと華が生まれているのだ。
かくありたしと思い、エプロンを外す店長。
店長は「店に長くいる人」だけじゃないはずだ。

2005年8月17日

坊さんは盆の明けるを客で知る

8月17日(水) 晴 店長、まつけい

お寺で働くお坊さんにカレンダー通りの休みはない。
いつまでがお休みでいつからが会社かという線引きはなく、
道に流れる人の数を眺めて世の中の夏休みの終わりを
なんとなく感じるばかりである。

さて、本日は夏休み明けらしい陽気。
馴染みのお客様が再訪する中、猛然と茶飲みやお話など。
筆ペンを引き寄せ折り紙を使いローテクな販促。
この空間がもっとおいしくありますように。

2005年8月11日

お盆

8月11日(木) 曇 店長、遠藤

暑さがわずかに和らぎしのぎやすくなる。
ごまの嶺岡豆腐、風合いがやや変化。木匙ですくって口に運ぶとやわらかく溶けてブラマンジェを思わせる。

部活帰りと思しき高校生や家族連れの方が増えてきた。
お寺の中では子供達が遊んでいて、ピアノの音とはしゃぎ声。
寺カフェを寺とカフェに分けると寺に近いのどかな空気。神谷町にも夏休み。

いただきもののLoackerのビスケット、おいしうございました。

2005年8月10日

感嘆符!

8月10日(水) 雨/曇 店長、さいとう

先月の台風以来、半月ぶりの雨を境内で見る。
一番に来たお客様の黒い振袖がお寺に映える。

昼休み、今までにない賑わい。
昨日ビジネス番組「ワールドビジネスサテライト」で取り上げられたこともあり、
昼休みに多くの方が来訪。

印象に残ったお客様は神谷町に30年来お勤めでお寺にも詳しい方。手強い。
「ここしかないみたいだから」と嶺岡豆腐を注文される。
お眼鏡に叶うだろうか。お皿に乗せた豆腐も白く震える。

昼の喧騒から一息つくと、もう2時近く。
遅い時間に相席したお客様が思わぬ縁で意気投合。
四人掛けのソファでアカデミックな話が盛り上がる。

___

世界一短い手紙。
ユーゴーと出版社のやりとりだったそうな。
「?」(『ああ無情』売れてますか?)
「!」(びっくりするほど売れてます!)
WBS、満足しました。そして驚きました。
わたくし、「出オチ」でした。

2005年8月 9日

正午前

8月9日(火) 晴 店長

薄雲が晴れ、気温が上がって蝉の声が一段と高くなる。
お寺の緑を抜けて風が吹いてくる。
草の匂いと線香の香りがする。朝顔の風鈴が揺れる。
飲物を準備する。デザートを盛りつける。

オフィスから来る方。お参りの方。観光の方。
お弁当を持ってぼつぼつと階段を登ってくる。
緑茶をお出しする。充実した昼休みでありますように。

2005年8月 8日

ヒゲの日

8月8日(月) 晴 店長

本日はヒゲの日である。髭剃りメーカーが制定した記念日で、漢字の「八」がヒゲに見えることに由来するそうだ。

猫や鯰と違って人間のヒゲにこれといった使い道はない。
水をわずかにためることができる。寒さにやや強くなる。
そのくらいである。ヒゲが何かをしてくれるわけではない。
社会人の常識から外れてしまうこと、初対面で眉をひそめられがちであることを思うとむしろマイナスかもしれない。

しかし、店長はヒゲを伸ばしている。
何もしてくれないものに、毎日伸びる厄介なものに、愛着を感じているからである。
あなたにとっての神谷町オープンテラスが、そんな場であることを願い、今日もお茶を入れる。

2005年8月 3日

野菜と豆

8月3日(水) 晴 店長、斎藤、KAKU

今日も暑い。干したグラスが面白いほどすぐ乾く。
新しいメニュー開発に向けて試行錯誤。自信を持ってお出しできる一皿になるよう制作会議と試食。

嶺岡豆腐のバージョンが変化。甘味を増した黒豆はコーヒーの強い味とマッチするのではないか。

知った顔との二言三言、目礼、会釈。どんなことを感じたか、何をどうするとよりよいか。至らぬ点はなかったか。ご要望・ご感想をお聞きしたく、テラスに目安箱「神谷町もしもボックス」を設置。

ガラスの風鈴が鳴る。蒸し暑くても空気は淀まず流れている。

2005年8月 2日

戦場に援軍

本日は晴天なり。
本日は盛況なり。
本日は戦場なり。

満員御礼。満席。
オペレーションでもたついてしまったのが悔やまれるが。
喜んでいただけたことはよしとする。

来客に、応援に、心より感謝。

美しい姿勢でいられただろうか。




ブログについて

神谷町オープンテラス - 神谷町オープンテラス - 浄土真宗本願寺派梅上山光明寺の境内にひっそりと佇む憩いの場、神谷町オープンテラス。”お寺カフェ”として皆さまに親しまれています。平日昼間のおもてなしは、4月中旬より再開予定。土日・祝日と夕方以降、お寺の用事がある日はお休み。詳しくは「ご利用の手引き」をどうぞ。 お問い合わせはinfo@higan.netまで。

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