
写経、仏像、座禅、お遍路など、仏教ブームふたたびといった感があります。
注目すべきは、年配者に親しまれるこれら伝統的な仏教のかたちに留まらず、若者向け情報誌でもお寺を会場としたライブイベントやカフェが特集され、カジュアルに仏教を楽しむ層が増えてきたことです。
確固たる価値観が失われ過酷な毎日を送る現代にあって、かつてないほど幅広い層が仏教に興味を抱いていると言えます。
しかし、こういった「仏教体験」は仏教を知り興味を持つきっかけとはなるものの、実際に仏教をもっと深く知りたい人々を育てていくまでには至っていません。全国には七万五千ヶ寺がありながら、一般に門戸を開いて講義や説法を行っているお寺はごく一部に限られ、もう一歩踏み込んだ仏教に触れることは、まだまだ敷居が高いのが現実です。
そこで、誰もが気軽に仏教に触れ、そのおもしろさと深さを知ることができるよう、これから仏教をもっと知りたい学びたいと思っている人々にとって、たしかな一歩を歩み始められる場が必要とされています。
仏教が目指すのは、無知から生じる苦しみを乗り越え「自らが仏となること」です。日本仏教の祖師たちは自らの仏教のかたちを模索し続け、日本仏教に多様性と活力をもたらしました。しかし、彼らがどのような道を選ぼうとも、目指す先は常に「自らが仏となること」でした。
本講座が目指すのは、これから仏教を生き始めようとする人々に、長く仏教を生きてきた先達がどのようにその歩みを進めてきたのかを伝え、一人一人が自分自身の仏教を生きられるようにすることです。
「仏になるための仏教講座 - 仏教を生きる!」近日開催予定、詳細は追ってアップデートしていきます。お楽しみに!