2007年09月15日

大仏を外から十分に堪能した後は、いよいよ胎内に突入。

この胎内巡りこそが牛久大仏の醍醐味と言われてるんだから、楽しみよ?
そのために入り口で800円も出したんだから!笑


係「ここで靴を脱いでください」


なんと。土足厳禁な胎内とは。
鎌倉大仏の胎内とは訳が違うのね。

靴を脱いでこの高層ビルの中に入るなんて、お宅訪問みたいだ。
マンション・牛久大仏かぁ。

ヤッコハヤクイコウヨー
いっきゅーあれ!?もう先着20名さまくらいいるじゃん!
ヤッコニンキナンダヨー

建物の中に入ると、まるでホーンテッドマンションかのような世界が繰り広げらた。
真っ暗な部屋に、女性のナレーションの声が響く。

「これからご案内するのは、阿弥陀さまの世界です・・」

正確には覚えてないけど、そんなような
いかにも「悟りに導きまっせ!」的な感じのことをアナウンスされた。

本当にここはエンターテイメント空間なんだ。


んでもって、暗闇タイムが終わったら、いきなしサイケデリックワールド!!
レインボーカラーにライトアップされたなんともクレイジーな空間。

いっきゅー&ヤッコぷぷぷ。たまんないね。

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そこから階段を少しあがると、牛久大仏博物館に入る。

牛久大仏が高層マンションとしてそびえ立つまでの歴史だとかを
写真やら、模型やらをつかって、それはそれは壮大なプロジェクトとして
説明をしてくれているのだ。

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いっきゅー
アッ♪

巨大な茶色の固まりが目に飛び込んできた。
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ヤッコ コッペパン、コッペパン!!
いっきゅー ヤッコ・・ちがうよ。コッペパンじゃなくて、これ、親指。

巨大なソレは、牛久大仏さまの原寸大・足の親指だ。

ちょうど高さが私の身長と同じかそれより大きいくらい。
幅は、両手を伸ばしても全然届かないくらい大きい。

足の指は5本あって、そのうちの1本って考えると、
やっぱり大仏さまの体はとてつもなく大きいんだろうなぁ、、と
改めて感じてみたりした。


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ヤッコネーネー、ウエマデイケル?

いっきゅー行ける、行ける。なんか、高速エレベーターがあるらしいよ

なんと下界の僕たち私たちを阿弥陀さまのお胸元まで連れていってくれるという、
なんとも画期的な魔法の箱だ。


・・2階・・3階・・4階

チーン


胸部到着。
このマンションさんでは4階が一般のビルの28階だとか!高いー
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いっきゅーヤッコ、すごいよ!この景色!

下からじゃ、まーーーったく気づかなかったけど、仏像の胸部に3つの小窓が開いていて、
そこから牛久の街を一望できるようになっている。

ヤッコネーネー、マド3つ、ナンデ?
いっきゅーなんかね、3つの窓、どこから見ても同じ景色が見えるんだって。

どこを見ても同じっていうのが、悟りを目指す人の迷いないココロを表してるんだってさ。

窓の手前に置かれてる説明書きに書かれていたことを、自分なりの解釈でヤッコに伝えた。

「あなたの気持ちに迷いはないでしょう?」って言ってくれてるような窓ってこと。
なるほど。いかにもやさしい阿弥陀さま!っていう感じ。

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ヤッコイナカ!イナカ!

いっきゅー確かに緑ばっかり!!ってかさ、3方向に窓があるけど景色の違いがわかんないね。。あはは

大仏さんの両肩にも同じように窓がついてるんだけど、
今日は曇りだからか、どの方向も変わり映えしなくて、
28階からの景色はそんなにおもしろいもんではなかった。

残念。
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この階にはお釈迦さまの灰(仏舎利・ぶっしゃり)があったり、インドの写真があったり、仏教についてお勉強できるような展示がしてある。

うーん。
仏像マンションの中は思ったよりも盛りだくさんで、思ったより楽しい!




3階に降りてきたら、別世界に入ってしまった。

ヤッコウワーーーーーーーーーーーー
いっきゅー仏像の大量生産だねーー


キンキラの仏像が、天井までそびえる巨大ロッカーにしまわれている。
その数なんと約3000体ってんだから、すごい迫力だ。

圧巻。


そう、この3階の名前は 蓮華蔵世界
つまり、「極楽浄土」の世界ですよーってこと。

こんな大量の阿弥陀さまに囲まれるなんて経験、そんなにできるもんじゃない。


いっきゅーあれ?ヤッコがいない!

01_21.jpg

と思ったら、中央にある大きな「南無阿弥陀仏」と書かれた掛け軸の前に、しっぽりと羽を休めていた。


ああ、そうだった。
普段はアホなことばかり言ってるけど、ヤッコが生まれ育ったのは浄土真宗のお寺。
小さい頃から阿弥陀さまは、ヤッコの近くにいた仏さまだ。

「ワーイ!仏像だぁー♪キャッキャッ」
なんて言ってる私とはまたちがう、たくさんの思いがあふれてくるんだろうな、と思った。


ヤッコにつられてシッポリしてみた私に気がついたヤッコが、こっちにきて言った。

ヤッコイコッカ!


そう、これだよ。
寺をまわって、仏像をみて、好き放題楽しんでも、
結局最後はなんかやさしい気分になれちゃうんだ。

いっきゅーうん。かえろ。

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コメント (1)

麦:

こんばんは~。
待ちに待ってました!

これT○Lにできた新しいアトラクション!?
ヤッコさんのイラスト見てるだけで、ワクワク♪
なんちゅう数の胎内仏!!びっくり仰天でございます。
私も大仏さまの胎内で、ほんわかしたいなぁ。

京都の次は、牛久に決定です!牛久になにか
美味しいものがあれば、さらによいですな♪んふふ


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寝ても覚めても仏像大好きなオカッパ娘「いっきゅー」と、仏像よりも動物と絵を描くのが大好きなニワトリ「ヤッコ」との仏像珍道中レポート。一生懸命だったり、ちょっとヌケてたり、大笑いしたり、しんみりしたり。喜怒哀楽たっぷりな1人と1羽のやりとりをお楽しみください!
廣瀬 郁実 / 文
仏像コラムニスト / 仏像ガール主宰。1979年横浜生まれ。上智大学比較文化学部 日本語・日本文化学科卒業。父の死がきっかけで、仏教に興味を持ち早13年、仏像に惚れて早10年。「仏像をポップに伝えていきたい!」という一心で、日本全国仏像行脚中。コラム執筆の他にも、般若心経をモチーフにしたアート作品の制作にも励む。
→公式サイト「仏像ガール」
飛鳥 柳 / イラスト
1981年富山県の浄土真宗のお寺に生まれる。祖父、父、兄、親戚中が僧侶という環境で育ったものの仏教についてはあまり知らない。武蔵野美術大学で工業デザインを学び、現在は絵本やイラストの制作に取り組んでいる。鳥が好き。