2007年08月29日

タクシーにゆられること20分。
いよいよ大仏さまの敷地内に到着したいっきゅーとヤッコ。

大興奮で駆けつけた大仏さまのお足元に広げられていたのは
なんとも楽しいテーマパークでした。

ヤッコイッキュー、イッキュー!

ヤッコに、呼ばれていった先にあったのは巨大な仏頭。
巨大、とは言っても原寸大ではなくて、高さ2mくらいの親しみやすい大きさ。

いっきゅーキャーー!カワイーー♪

仏頭の奥に大仏が見えて、超豪華な写真が撮れちゃうじゃん!
アツい!

ヤッコイイアングルダネ

仏像ってあんま写真に撮れるもんじゃないから、
こんなに堂々と仏写真が撮れちゃうなんて、それだけで大興奮

仏頭とツーショットの写真とか撮りまくる私。

01_09.jpg

ヤッコイッキュー、ウンコ!
いっきゅーはぁっ???

そこにあったのは、たしかに「う●こ」と言われてもしようがない
原寸大の螺髪(らほつ)

仏像の頭にあるぐるぐるのパンチパーマみたいなあいつです。


しかし、奈良の大仏もそうだけど、
あんなに遠くに見えてる螺髪を目の前に
ボーーンって見せられても全然リンクしないのよね。

大仏の上に付いている「アレ」と、目の前にある「コレ」が同じ大きさなんて。

ココロのどっかで「ウソだろ〜」なんて思ってしまうのは
大人になったってことなのかな。。
そんな自分が少しさみしい。

いっきゅーあーーーッッ!!!!!ヤッコ!!あれ!!!!

ここ、牛久大仏遊園地では、休むヒマなんて用意されていない。
まだ大仏の正面にもたどり着けていないのに。。

見つけてしまったのだ。
観光地でよく目にする アレ を。

言葉ではうまく説明できないんだけど、
絵の描かれた板で、顔の部分だけくり抜かれていて人が顔出すようになっているアレ

記念撮影どうぞーみたいなアレ

いっきゅーぐ・・撮りたい・・

でも知ってる。
あの穴の向こうからのぞき込んだ瞬間に感じる行き場のない孤独を。


でも、でも!!!

今回は仏像ワールドだもん。
桃太郎とかお宮の松だったら素通りするけど、ブッダだから。

いっきゅーねぇ、ヤッコちゃん。撮りません??ふふ
ヤッコキェッ!!!トルノ???ハズカシーヨー
いっきゅーいーじゃん。ちょっと誰かにお願いしてよー
ヤッコエエーーヤダヨーー

鳥なのに、シャイなんだから。

いっきゅーわかった!誰かを撮ってあげたらいいんだ!

誰かのを撮ってあげたらお返しに「撮りましょうか?」って言うもんね。

ヨシ!それでいこー!


そんな作戦を思いついたら、ちょうどいいところにパーフェクトなターゲットが現れた。
優しそうなご夫婦とかわいいベイビーがいらっしゃるじゃないの。

01_10.jpg

ここはとびきりの笑顔でアタックすべし。

いっきゅー&ヤッコ撮りましょうかぁ〜?♪

夫婦「い・・いえ、だいじょうぶです・・(苦笑)」


ガビーーーン
ショック、ショックだ。。嗚呼。。

と、泣くのは早い。
断られた瞬間の私たちのザンネンな顔をご覧いただけたのか、
優しい旦那さまが私たちを撮影してくれることになった。


ヤッターーー!!

これも大仏パワーかな。

いっきゅー楽しいね!仏像遊園地みたい♪
ヤッコタノシータノシー

さ。いよいよ山門をくぐって、大仏の正面。

ヤッコワーーッ
いっきゅーキレイな景色だねー


大仏の足下まで続く道には、お花あり、池ありで、なんともピースな感じ。
阿弥陀さまへ向かってぞろぞろと歩く人。

ンーー!イイネッッ!!

と、私がいい気分に浸っていたら、ヤッコの姿が見えない。
身軽なのをいいことに、すぐ勝手にどっか行っちゃうんだから。

いっきゅーみっけ。

大仏の手前右側にある池の上をパタパタと嬉しそうに飛んでいる。
1_12.jpg

いっきゅーちょっと、、ヤッコ、、
ヤッコドキッ!
いっきゅーなにしてんの、あんた・・
ヤッココ・・コイミテタ・・ヨ? カワイイ・・ヨ?

ヤッコが言うには、この牛久大仏池(そんな名前かどうかは知らないけど)は地上と池との境目がないように設計されていて、鯉とよくコミュニケーションが取れるらしい。

名残惜しそうに池を見つめるヤッコを連れて、大仏の足下へ急ぐ。


足下正面に着くと、小さな看板が置いてある。

「ここから見上げると大迫力です。」


おぉー!一番の見せどころってことね。

いっきゅーうーーー、エイッッ!!

ドキドキしながら天に向けてみた。

が。

01_13.gif

んーーー?
そうでもないかも。

というか、ここにたどり着くまでにもう感覚が麻痺しちゃっててあんまわからなくなっちゃってるかもしれない。

下から見上げるアングルよりも、遠くから全体像が見える方がキレイだ。

さぁ、次回はいよいよ胎内に突入!!
いっきゅー・ヤッコは大興奮です。

牛久大仏の中はどうなっていたのか、乞うご期待!

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コメント (7)

麦:

こんばんは~。2週間が長かったぁ!
うぅぅぅ やっぱり行きたい、仏像遊園地!?
仏頭にすりすりだなんて・・・。いつもは、
遠くから眺めるあこがれの先輩のような
存在なのにぃ。アレも羨ましすぎです。
胎内も楽しみにしてますね♪

護国寺のだいぶっつあんですが、屋外の
不老門の近くにいらっしゃいます。小さな大仏さま
です。(鎌ヶ谷大仏くらいかな?)
探してみてくださいまし。

●麦さま
こんばんわ!早速のコメントありがとうございます!

本当に遠くの存在のあの方に触れるなんてーー!!
っていう感じなんですよー
本当にベタベタ触っても触りたりないような、
ずっと寄り添っていたいような気持ちでした。

護国寺の小さな大仏さま、本当によさそう!
鎌ヶ谷大仏くらいっていう例えに思わず笑ってしまいました!ふふふ

麦:

いっきゅーさん♪
道路から丸見えの鎌ヶ谷大仏さま、
なんだか近所のおじさんの様な親近感です。

9月には、京都に仏旅いってきます。
浄瑠璃寺を楽しみにしているんですが、
いっきゅーさんのおススメを教えて
いただけたら嬉しいです。

どうもはじめまして

牛久大仏の中の人(?)です。一ヶ月に一週間くらいですが

牛久大仏にはいつごろお越しでしたか?
8月29日は中にいました。あの金ぴかのところに
・・・おおっと大仏の中は次回でしたね。

わざわざの取材ありがとうございました。
ちなみに大仏といえば日本では大体座っていらっしゃいます。
でも牛久大仏は浄土真宗なので、阿弥陀仏は立っていらっしゃるのです。
というわけでギネスに乗る高さ(120m)となったわけなんですよね。

最近では圏央道が伸びたおかげで参拝しやすくなりました。
次回の大仏胎内のリポート楽しみにしております。

●麦さま
お返事がすっかり遅くなってしまいました。
ごめんなさい。。

京都へはまだ旅立つ前でしょうか??
間に合ったら良いのですが・・

浄瑠璃寺は本当にスバラシイお寺ですね!
吉祥天にもお会いできたらいいですね。
(秘仏なのですが、ご開帳が頻繁なので会えるかもしれませんよ!)

私のオススメは、といいますと・・

■三千院 ー 阿弥陀三尊
京都のちょっと奥ですが、大原にあるお寺です。
ここの阿弥陀三尊は、本当にステキ!!
観音さまと勢至さまが立て膝のような格好で座っておられて、
死んだ人をお迎えにあがるときの様を見ることができます。
ちなみに、私の携帯の待ち受けはこの勢至さまです。笑

あと、即成院(そくじょういん)という泉涌寺の近くのお寺もオススメです。
少しこじんまりしたお寺なのですが、中には阿弥陀さまと25菩薩がいらっしゃいます。
たくさんの菩薩さまのいろんな表情が楽しくて、のんびりゆったりできますよー

ハッ!
どちらも阿弥陀さまになってしまいましたね。汗

どうかお気を付けて!

●clelyricさま
はじめまして!
これはこれは!牛久大仏さまの元からいらっしゃっていただけたとは!!
うれしい限りです。

本当に、立ってらっしゃる大仏さまは珍しいですよね。
「そりゃ高いわけだ!!」という感じです。笑

わたしたちがお参りに行ったのは春先なのですが、
また違う季節に行ってみたいなぁーと思っております。

胎内のレポートは次回です!
お楽しみにしていてくださいね。ふふ

麦:

いっきゅーさん、こんばんは。
おススメありがとうごさいます♪阿弥陀さま
いいですねぇ。京都は22日に出発でございます。

即成院、気になってました!戒光寺と共に
いってみますね。時間的に大原行けそうにない
のですが、観音さまと勢至さまの『死んだ人を
お迎えにあがるときの様』というのはかなり惹かれます!

とにかく、楽しんでいってきます。

私の携帯の待ち受けは、護国寺のあの方です♪♪

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寝ても覚めても仏像大好きなオカッパ娘「いっきゅー」と、仏像よりも動物と絵を描くのが大好きなニワトリ「ヤッコ」との仏像珍道中レポート。一生懸命だったり、ちょっとヌケてたり、大笑いしたり、しんみりしたり。喜怒哀楽たっぷりな1人と1羽のやりとりをお楽しみください!
廣瀬 郁実 / 文
仏像コラムニスト / 仏像ガール主宰。1979年横浜生まれ。上智大学比較文化学部 日本語・日本文化学科卒業。父の死がきっかけで、仏教に興味を持ち早13年、仏像に惚れて早10年。「仏像をポップに伝えていきたい!」という一心で、日本全国仏像行脚中。コラム執筆の他にも、般若心経をモチーフにしたアート作品の制作にも励む。
→公式サイト「仏像ガール」
飛鳥 柳 / イラスト
1981年富山県の浄土真宗のお寺に生まれる。祖父、父、兄、親戚中が僧侶という環境で育ったものの仏教についてはあまり知らない。武蔵野美術大学で工業デザインを学び、現在は絵本やイラストの制作に取り組んでいる。鳥が好き。